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サッカービジネスの基礎知識 増補改訂版 「Jリーグ」の経営戦略とマネジメント
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東邦出版 |
発売年月日 | 2017/06/22 |
JAN | 9784809415036 |
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サッカービジネスの基礎知識 増補改訂版
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
▼感想 ・第1章がJリーグ創設のお話、第2章が創設後のサッカービジネスが語られている。背景・歴史の詳細がわかるので、もう一度読み返したいと思える本でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者の広瀬一郎氏は、東大→電通で、スポーツ担当となり、トヨタカップ、キリンカップ、サッカーワールドカップ等を担当し、ワールドカップの日本招致やJリーグ経営諮問委員就任他凄い方の様です。2016年は東海大教授。 感想。 良書、名著。サッカー文化とビジネスの複雑な関係、歴史的経緯がよくわかった。また、考えたことなかったが、Jリーグの創設に尽力した方々に対する感謝の気持ちが高まりました。 備忘録。 1.Jリーグ創設の軌跡。 ・開幕当時の流行語大賞。そこまでに30年?かかった。 ・事業コンセプトは、公共性、サッカー振興、地域振興。 例えば、自治体との連携。 ・開幕時の各クラブ。ヴェルディ川崎は最初の何年かの売上が50億円前後。当時は入場料で選手人件費を賄う計画だったが、実際はMD他その他の収入がほとんど。 ・鹿島アントラーズは、人口3万人の鹿島町で、東京から車で2時間のハンディを補うべく、茨城県予算で日本初の屋根付きサッカー専用スタジアムを建設し!ジーコを呼びで、トータル350億円の投資。 ・鹿島金属や豊田自動車は、若手労働者を地域内で確保するためのソフトとしてJリーグ、とも考え投資。 2.メディアとの関係 ・川淵チェアマン(当時)は、Jリーグの数値目標を語らず。確信あること以外を語らないのは、事業の信頼性担保に繋がる。 ・Jリーグは、株式会社Jリーグ映像という会社を、NHKや民放各社と設立し、番組作成は一元的に同社が対応。これが、中継映像の品質確保と放映権の販売に寄与。 ・メディア価値、メディアとの関係性は、スポーツビジネスにおける最も重要なナレッジの一つ。メディアに振り回されないとともに、メディアに放映権を買ってもらう。 3.放映権を ・ボスマン判決。サッカー選手も労働者で、他国で働く自由が保障される、(契約満了時には)故に移籍金支払いは不要、という主張が認められた1990年のベルギーの判決。 ・それまでは、契約満了時であっても移籍金が発生した?ようだ。つまり所属クラブが了承しなければ移籍できず。ボスマン判決の後は、クラブは契約満了だと移籍金が取れないので、その前に売却することになった。現在移籍金と言われているのは、残り契約期間の解消の為の違約金支払、というのが正確。この結果、金さえ積めればスター選手が集められるようになった。 ・ボスマン2。青田買い制限のルール。あくまで労働の自由に基づく移籍のため、労働対象ではない青少年に関して、FIFAが各種ルールを作った。 ・ユニバーサルアクセス権。スポーツは公共性があるから、誰もが見られるべき、という考え。有料放送に対し。 4.クラブ経営について ・スタジアムの初期投資の負担が巨額。その上、投資回収の為のキャッシュフローは年間数十試合の入場料。年間300日は閉店状態だとも言える。 ・故に、スタジアムは公共の施設を利用しているケースが殆ど。ただ、公共の施設=公園は、その利用方法に制限があり、観客や広告主へのサービス向上が難しい。そこで有効なのが、施設の指定管理者になることらしく、その例が千葉ロッテマリーンズのマリンスタジアムだと。 ・その他、試合後ない日の利用方法や、試合開催日の収益機会の多角化、その為のCRMが肝。 ・中長期的に人口減少が避けられない中、アジア圏での商圏想像が有効。中国や東南アジアのサッカー人気は高いので、プロリーグ運営で一日の長があるうちに、何か仕掛けたい、と。
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