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僕はホルンを足で吹く 両腕のないホルン奏者フェリックス・クリーザー自伝
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僕はホルンを足で吹く 両腕のないホルン奏者フェリックス・クリーザー自伝

フェリックス・クリーザー(著者), セリーヌ・ラウアー(著者), 植松なつみ(訳者)

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僕はホルンを足で吹く 両腕のないホルン奏者フェリックス・クリーザー自伝

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ヤマハミュージックメディア
発売年月日 2017/06/16
JAN 9784636945300

僕はホルンを足で吹く

¥220

商品レビュー

4.3

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2022/07/06

ホルンという楽器は 私は触った事がないのですが  音を出すだけでも 難しそうな 楽器である。 それを 足で吹くって どうやるのだろうと ページをめくったけど 載っていないので You Tube で 検索すると 出てきた。 多分普通の人が演奏するのだって  大変なのに凄いなぁと ...

ホルンという楽器は 私は触った事がないのですが  音を出すだけでも 難しそうな 楽器である。 それを 足で吹くって どうやるのだろうと ページをめくったけど 載っていないので You Tube で 検索すると 出てきた。 多分普通の人が演奏するのだって  大変なのに凄いなぁと 思って読みました。 それにしても 凄く 神経質というか 音楽だけじゃなく 時間にもキチンとしているし さすが ドイツ人だ。 読むと 彼は音楽家族でもないのに ホルンをやりたくなった。 親御さんも 手がないから出来ないだろうと 思うのではなく 本人がやりたいなら やらせようという姿勢。 子供の頃は 楽器一筋では なく やんちゃな子供だったようです。 そして その努力が実を結んでいく内容でした。 上手い人は そんなにストレスないだろうと 思っていたけど 上手い人なりにストレスも あるようです。 どこまでも 完璧にならないと ストレスになっちゃうようですね。 でも、ある日 ヴァイオリニスト、イヴリー・ギトリスの 言葉の引用の記事をもらった。 「現在及び次世代の親愛なる若い同業者」である若手音楽家に対してこう頼んでいた。 不完全なるものに対する勇気を持ってください。 常に 正しいと言われているものとは 異なっても 価値のある音があることも あるというような内容でした。 それは まさしく 両手がなくて 手をホルンに入れられなくても ブレスを調整する事によって 得られた 音が 素晴らしい音となった 彼の事でもあるのですね。 障がいがあるから出来ないというのではなく 出来ないなら どうすれば それを出来るようにするのか その努力を惜しまず やってきた結果が 彼の成功に繋がったのだと思います。 私たちも何か 出来ない事があって つまずいても 出来ない理由を探す事なく 努力をして それを成し遂げれるようになりたいものですね。

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2017/12/15

 最近、Youtubeで、彼の演奏を聴いた。彼専門のスタンドにホルンが乗せられていて、さっと右足を上げロータリーバルブを動かす。まさかの速いパッセージ。軽やかで明るいホルンの音色。リップスラーでの速くて正確なトリル。  彼は右足でホルンを演奏している。  生まれつき両手のないフ...

 最近、Youtubeで、彼の演奏を聴いた。彼専門のスタンドにホルンが乗せられていて、さっと右足を上げロータリーバルブを動かす。まさかの速いパッセージ。軽やかで明るいホルンの音色。リップスラーでの速くて正確なトリル。  彼は右足でホルンを演奏している。  生まれつき両手のないフェリックス。だが幼少期の彼はやんちゃだったらしい。その彼が4歳でホルンと出合い、吹き始める。楽しかったようだが、他の遊びと同列で、特別とまではいえないものだった。  転機となったのは当時の先生からの言葉。「ホルンは素晴らしい趣味だが、職業としては他のものを探すべきだ。」  怒りを覚え憤りを感じながらも、ホルン奏者として生きる意思を固めたクリーザー。地元の音楽学校や音大でのレッスン、演奏活動。ラジオへの出演やCDの録音。  多忙でありながら、完璧主義ともいえるほどホルンの演奏に取り組んでいる。  ハンディキャップがあるかないかは関係なしに、一つのことに打ち込んで、それで身をたてるというのはすごいし、素晴らしいことだと感じる。  オイラも学生のときホルン吹いていたのだが、フェリックスほど上手くできたらよかったのになあ~。  いや全然吹いてないだろ努力してないだろと突っ込まれるのは自分でも分かっている。  なんの因果か吹奏楽部ホルン吹きになった高1長女ひでひ子(仮)と中1次女みき(仮)より音が出てないことも知っている。  それだけに、フェリックスすげーなーと思う。

Posted by ブクログ

2017/06/22

「障害があっても普通の人だ」ということはよく言われている。 しかし実際にどのような感覚なのかは理解しづらいだろう。 この本では、両腕のないプロの演奏家が 両腕のないこととどう向き合い、どのようにプロになったかが本人の言葉で語られている。 生まれつき腕がないので、それが普通だと思...

「障害があっても普通の人だ」ということはよく言われている。 しかし実際にどのような感覚なのかは理解しづらいだろう。 この本では、両腕のないプロの演奏家が 両腕のないこととどう向き合い、どのようにプロになったかが本人の言葉で語られている。 生まれつき腕がないので、それが普通だと思っているということと、 楽器を演奏する際の工夫についての記述が興味深い。 また、本人の性格の明るさや、ある意味頑固さともいえる完璧主義が、 自立して生きることの後押となっているようだ。 プロとして生きる姿勢も含め、 ひとつひとつの課題を、内面描写も交えて丁寧に語っているところがこの本の魅力であり、 単なる「感動ストーリー」とは違うインパクトを与えてくれた。

Posted by ブクログ