コンシェルジュ インペリアル(6) ゼノンC

藤栄道彦(著者), いしぜきひでゆき

• 販売会社／発売会社: 徳間書店
• 発売年月日: 2017/06/20
• JAN: 9784199804205

商品レビュー

2017/09/20

著者： 藤栄道彦 (著), いしぜきひでゆき (著)　　　発行日： 2017/6/20
評価：★★★★☆　　（所要時間：0.5時間）
読破冊数：　23/100冊

■こんな人におすすめ

・ためになる漫画を読みたい人
・重たいのを軽めに読みたい人
・（ちょっと未来の）介護の現場を覗いてみたい人

■概要

20歳になった介護士・優菜がさらなる成長を遂げてサービスのイロハを身につける!
手作り人形や魚拓など、貰い手がつきにくい作品を引き取ってもらうために作る特別な履歴書とは!?
動作に隠された潜在的なクセを見抜く方法とは!?
そして、AIロボットのニックに人間らしい感情が宿る!!?
認知症利用者から本物の娘と間違われてしまったニックは、本当のことを伝えるのか?
それとも黙って娘の演技を続けるのか?今、AIの真価が問われる!!(amazonより）

■この本から学んだこと

・コンシェルジュシリーズはすべて読破しているが
相変わらず重たい言葉のオンパレード。

時事問題をあまりにもリアルに取り上げていて
色んな意味で大丈夫か？と思うが
それより何より言葉の重みが漫画じゃない。
（以下、すべて引用。この巻での重たいポイント）

「人が最も幸福なのは自分の人生を理解してもらえた その時なんだと思うよ。
人は皆、孤独な寂しがり屋だからね」

「ウソは結果論なの
結果、幸せになった人が多ければ良いもの
不幸な人が多くなれば悪いもの」

「認知症っていうのは
周りが大変・・ていうことだと思うんですよ」
「そうねぇ
認知症の患者さんて進行してくると楽しそうな人も多いし 老いるのに必要なんじゃないかって思うときがあるわ
老いにストレスを感じることも無い
死の恐怖と向き合うことも無い
神様がプレゼントしてくれたものかもしれないわねぇ」

「行きたい所へ行き
暮らしたいように暮らし
死にたいように死ねたら・・どんなに素晴らしいだろうかって思うよ」

「他人が幸福かどうかなんて結局外からはわからないものよぉ
問題だらけでも私から見れば
家族がいる分幸せだよぉ
与えられた場所でどう生きるのかが人生なんだと思うよ
こうだったらとかああだったらとか 意味の無い考え方だと思うなぁ」