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緑十字機決死の飛行
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 静岡新聞社 |
発売年月日 | 2017/06/07 |
JAN | 9784783899563 |
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緑十字機決死の飛行
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商品レビュー
2.5
3件のお客様レビュー
図書館派の私。 行動範囲の図書館になくて、九段下の昭和館図書室の館内閲覧にあることを知り、通って読みました。こんなに良い本が人目につかないことが残念。 テレビニュースで見て、調べてこの本を知った次第。 本との出会いが嬉しかった。
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本当はこれじゃなくて「緑十字機の記録」。同じ著者の、どうも自費出版らしくて。記録のためにこちらへ。 そもそも、8月15日の、ポツダム受諾の玉音放送から、マッカーサー来日まで、一般情報がなさすぎるのだ。 降伏文書のやり取りをする軍史が、危うく墜落死する可能性があり、一歩間違えば、...
本当はこれじゃなくて「緑十字機の記録」。同じ著者の、どうも自費出版らしくて。記録のためにこちらへ。 そもそも、8月15日の、ポツダム受諾の玉音放送から、マッカーサー来日まで、一般情報がなさすぎるのだ。 降伏文書のやり取りをする軍史が、危うく墜落死する可能性があり、一歩間違えば、凄惨な結果になっていたこともありえた。 編集も入っていない個人本なので色んなところで注意は必要だが、少なくとも、この事実だけはもっと、知られていいのではないか。 少なくとも、この日本のために命をかけた、時代の節目のある意味要でもあった人たちを、記録と記憶に残さないことは、恥ですらあるのではないか。 後半三分の一は、当事者達のインタビューと回顧録の生々しいものであった。 米国公文書とかからももっと検証すべきではないのかな。有馬先生あたりがやっていただけないだろうかと思う。 実に劇的ではあるが、不時着の原因となった、燃料不足についての結論は出ていない。これも三分の一くらいを使っているが、著者自身も、憶測であると書いてるくらいで。 近代以降の日本は、常に危うかった。
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終戦直後に降伏軍使を伊江島経由、マニラに送るために行動した「緑十字機」(白色塗装に緑十字マーク表示の一式陸攻)の物語。静岡で生まれながら、緑十字機が磐田の鮫島海岸に不時着したという歴史を知らず、勉強になった。よく調べられていると思う。特に後半の資料が貴重だと思う。ただし、前半の物...
終戦直後に降伏軍使を伊江島経由、マニラに送るために行動した「緑十字機」(白色塗装に緑十字マーク表示の一式陸攻)の物語。静岡で生まれながら、緑十字機が磐田の鮫島海岸に不時着したという歴史を知らず、勉強になった。よく調べられていると思う。特に後半の資料が貴重だと思う。ただし、前半の物語部分は、事実と事実をつなぐ著者の推測や意見が見当違いで不正確なため、読んでいてイライラさせられた。著者に太平洋戦争の戦史を始めとする近代史の知識に乏しいことが理由であると考えられ、現在の価値観に基づいて意見が述べられている。また表現が誇張され、事件を大袈裟に描き過ぎているようにも思う。歴史書の一番大切なところが粗雑で、誤訳や誤字も見受けられ、学術性に欠ける。残念。 「終戦時、日本陸軍は本土にほぼ無傷の60個師団を配備していた」p54 「8月17日早朝、サイパン島防衛計画の主務者であった晴気誠少佐が、サイパン陥落に責任を感じ陸軍省内で自決した」p55 「マッカーサーの副官(情報参謀)ウィロビーは「アメリカ軍が進駐するときに、日本軍があんなに静かで無血進駐できるとは、全く信じられなく、大きな謎だった」と語っている」p187 「ミズーリ号上で、降伏文書の訂正に応じてくれたサザーランド。横浜のホテルニューグランドで岡崎にたたき起こされ、マーシャルを部屋に呼びつけた人物。そして、夜中に起こされパジャマ姿で「三布告」の阻止に協力してくれたマーシャル。さらには、マッカーサーとの会談に便宜を図ってくれたホイラー。マニラで築いたこれらの人脈こそが「三布告」の撤回に結びついた最大要因と言っても過言ではない」p200 「館山での指令は4日後に取り消されたが、館山は沖縄を除く日本本土で唯一アメリカ軍政が敷かれた地として記録に残ることとなった」p202
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