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お金の流れでわかる日米関係 元国税調査官が「抜き差しならない関係」にガサ入れ
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お金の流れでわかる日米関係 元国税調査官が「抜き差しならない関係」にガサ入れ

大村大次郎(著者)

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お金の流れでわかる日米関係 元国税調査官が「抜き差しならない関係」にガサ入れ

定価 ¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2017/06/01
JAN 9784046020109

お金の流れでわかる日米関係

¥715

商品レビュー

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2020/09/07

日本とアメリカに焦点をあてつつ、中国や、石油産出国にも触れ、近代史がまとまっている良書です。 お金の流れで〜シリーズを読んで、これはすごい、面白いと思ったのですが、この本だけ評価数が少なく高くもなかったので、読もうか迷いました。 結果、何故これが評価が少ないのかわからないくらい...

日本とアメリカに焦点をあてつつ、中国や、石油産出国にも触れ、近代史がまとまっている良書です。 お金の流れで〜シリーズを読んで、これはすごい、面白いと思ったのですが、この本だけ評価数が少なく高くもなかったので、読もうか迷いました。 結果、何故これが評価が少ないのかわからないくらい面白かったです(表紙で損してると思う)。 この方のお金の流れで〜シリーズ全てに言えることですが、お金は大雑把に把握しており、細かな金額がないので、タイトルとイメージが異なりましたが、わかりやすいので問題なし。 本は、事実を分析し確かだろうと言えるものを並べた教科書タイプと、事実から個人的な見解を書いたタイプとありますが、これは後者よりですね。 筆者はこう言っているけど、本当にそうか?と思うこともありますが、それも筆者の主張が頭に入り興味深く読めているということだと思います。根拠が薄いと思った部分は自分で調べたくなりました。 もちろん、なるほど、と思う箇所も多いです。 例えば、日本は貿易黒字国。いいことだ、と思っていたのですが、 貿易黒字とは売った物より買ったものの方が少ないということ→日本の物が減り日本には外貨がある状態でしかない→外貨は日本円に変えるが、つまり日本円が増える→物価が高騰する。 赤字でも黒字でもない状態が経済にとって良い、など、興味深かった。 ドルが基軸通貨となった歴史や今に至るその効用など、もしかしたら常識かもしれませんが、自分はこのシリーズを読むまで知らなかったので、本当に読んで良かった。 現代の日本や世界情勢を学びたいのであれば「お金の流れで探る現代権力史」と両方読むことをおすすめします。

Posted by ブクログ