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続あしながおじさん 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2017/05/27 |
JAN | 9784102082041 |
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続あしながおじさん
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続あしながおじさん
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商品レビュー
4.2
27件のお客様レビュー
新訳になっての、読み直し。こちらはジュディ・アボットの友人、サリー・マクブライドが主人公。かつてジュディがいたジョン・グリアー孤児院の、新しい院長となって奮闘する話である。「あしながおじさん」がいわゆるシンデレラストーリーなら、この「続あしながおじさん」は、世間知らずのお嬢様が、...
新訳になっての、読み直し。こちらはジュディ・アボットの友人、サリー・マクブライドが主人公。かつてジュディがいたジョン・グリアー孤児院の、新しい院長となって奮闘する話である。「あしながおじさん」がいわゆるシンデレラストーリーなら、この「続あしながおじさん」は、世間知らずのお嬢様が、孤児院経営に携りながら、女性の幸せと結婚、自立をひたすら追求する話である。当時からこっちの話の方が好きだったけれど、より身近に感じられるテーマだったからだと今では分かる。サリーが負けん気が強くて、屈託がなく明るいのが良い。孤児院がどんどん良くなって、子ども達がいきいきしていく様子もすごく楽しく面白かった。 作者のウェブスターはこの本を出版した翌年に亡くなってしまうのだけれど、もし生きていたら、このジョン・グリアー孤児院の続きが読めたのかな、と思っても仕方がないことを考えてしまった。例えば愉快な女の子、セイディ=ケイトが社会へ飛び出して行く話とか。
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『あしながおじさん』のジュディのその後を、間接的に知ることができるので、後日談を知れて嬉しい気持ちはある。『続あしながおじさん』は視点がサリー・マクブライドに移り、サリーはジュディの超純粋で超天真爛漫な筆致とは少し違うので、私はドハマりはしなかった。
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はらはらどきどきしないものを、本棚から探したら、なにこれめっちゃ面白い!!!!! そういえばあしながおじさん、好きでした。 小公女も若草物語も秘密の花園も響かなかったけど、あしながおじさんだけ好き。とても好き。 この好みって人格に影響を及ぼしている気がする。 孤児院の経営に悪...
はらはらどきどきしないものを、本棚から探したら、なにこれめっちゃ面白い!!!!! そういえばあしながおじさん、好きでした。 小公女も若草物語も秘密の花園も響かなかったけど、あしながおじさんだけ好き。とても好き。 この好みって人格に影響を及ぼしている気がする。 孤児院の経営に悪戦苦闘するサリーを応援したくなる。 人と人との対峙、以外のやつですね。 てゆうかジュディよりサリーの方が好きかも。 正直、あしながおじさんは途中で飽きちゃったのですが(好きとは。。。?)、 続のほうはもう終わらないでほしい、もっとサリーの活躍を見たい、これから楽しいことたくさんあるのに、という気持ちであっという間に読んでしまいました。 勇気があって怖いもの知らず、でも馬鹿じゃない。 素敵なことをどんどん思いついて行動に移して、優しくて思いやりがあってユーモアもある、こんな赤毛の女の子になってみたい。 たくさんけんかしてはしゃいで頭を捻って助け合って、ああ!素敵すぎて書ききれない。 にしても時代のせいか名前がださいよ! もっとゼルダとかは20年くらい後か、サリンジャーは名前の付け方がかっこいい。ゾーイとか。 孤児院、ですね。何かできることがあれば行動したくなりました。 ソーシャルワーカーはそれはそれは大変だろうけれど、サリーが言うみたいにお休みの日だけ遊びに連れて行ってあげる、花嫁修行があるのなら、父親になるための教育だってあっていいはずだ、ってすごくいいと思う。 もちろん現代から見れば差別的だったり、お百姓さんの奥さんとして来てくれた人に子守を任せるのは図々しいというか契約違反では?とか思うことはあれど、 ある意味今より自由に行動して良い時代だったのかも。 だから夢中になれることに出会えるって最高。 ちなみにわたしのは角川文庫なのでこれではなくて、翻訳も町田日出子と村岡花子。 主に町田日出子が訳したらしいのでカタカナも多い。村岡花子はあんましカタカナ使わないような印象。 古すぎてバーコードもついていなかったのでこちらで登録。 新刊リストはシアーロック•ホウムズの冒険ですって。誰が訳したんでしょう。 普段読み終わった本は片っ端から売っぱらう、なんなら上巻だけでもというせっかちぶりなのですが、これは売らないで持っておこう。 たまにしか行かない古本屋は大人向けの文庫はとても少ないのに、あんまり品揃えが良いので読んでは保管用にしてしまう。 相性が良いのでしょうか。 今年は良い本にたくさん出会えているけれど、これがベストかもしれない。 相手に理想を押し付けられるとき。 ああ、この人は私自身のことは見ていないんだな、と思う。 逆も然り。なのにすぐ忘れてしまう。 肝に銘じておこう。
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