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幕府海軍の興亡 幕末期における日本の海軍建設
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幕府海軍の興亡 幕末期における日本の海軍建設

金澤裕之(著者)

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幕府海軍の興亡 幕末期における日本の海軍建設

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 慶応義塾大学出版会
発売年月日 2017/05/24
JAN 9784766424218

幕府海軍の興亡

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2019/03/14

海上自衛官で戦史の専門家である著者が、幕府海軍について書いたもの。調査が精緻で、学術的である。幕府海軍は、歴史的にはわずか13年間の存在であり、陸上戦闘が主体で、海上からの防御は台場を中心として考えられていた時代に、沿岸海軍として運用された。艦隊行動を起こすこともなく、ましては軍...

海上自衛官で戦史の専門家である著者が、幕府海軍について書いたもの。調査が精緻で、学術的である。幕府海軍は、歴史的にはわずか13年間の存在であり、陸上戦闘が主体で、海上からの防御は台場を中心として考えられていた時代に、沿岸海軍として運用された。艦隊行動を起こすこともなく、ましては軍艦外交やシーパワーを具現化する主体となっていく海軍思想は持ち合わせていなかったわけではあるが、ゼロからスタートし、薩長との戦いつつ、その存在感を示すようになっていった幕府海軍は、大日本帝国海軍の礎的存在であったことが、よくわかった。

Posted by ブクログ

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