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言葉と悲劇 柄谷行人講演集成1985-1988 ちくま学芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2017/05/01 |
JAN | 9784480097712 |
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柄谷行人を読むとはどういうことなのか考え込んでしまう。柄谷の思考を自分なりに敷衍して好き勝手に(口真似で)語るべきか、それともここは柄谷にならってきっちり修練を積むべきか。ぼくはずっとこれまで前者のスタンスで(どうせ難解な哲学などわかるわけがないと思って)本を読んできた。だが、そ...
柄谷行人を読むとはどういうことなのか考え込んでしまう。柄谷の思考を自分なりに敷衍して好き勝手に(口真似で)語るべきか、それともここは柄谷にならってきっちり修練を積むべきか。ぼくはずっとこれまで前者のスタンスで(どうせ難解な哲学などわかるわけがないと思って)本を読んできた。だが、それは柄谷のタームで言えば「他者」「外部」を持たない思考の作法ということになるのだろう。でも、だったらどの時点で柄谷なら柄谷の思考は自分のものとなったと言えるのか。どのように理解しても常に誤読・誤解の可能性がある……そんなことを思う
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