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暗手
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2017/04/26 |
JAN | 9784041032121 |
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暗手
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商品レビュー
4
14件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
感想 サッカー賭博なども本当はあって、泥々した世界なのだろうな、というのが率直な感想。我々はいつもスポーツの綺麗な面しか見ていないのかもしれない。 暗い。暗い話で、主人公はどうしようもないどん底に落ちるのだが、読了後は話がスッと抜けていくような感じがあり、物足りなさは感じなかった。 あらすじ 暗手と呼ばれるヴィト・ルーは日本人で、元プロ野球選手。野球賭博に身を染め、暗殺者を経て、今はイタリアでサッカー賭博の片棒を担いでいる。 中国人マフィアの王天から、ロッコという片田舎にあるセリエAのクラブチームにいた若手で有望株のゴールキーパーの大森レオを買収するように依頼される。 暗手は、ミカという日本人の娼婦を使い、大森の恋人として当てがい、大森の弱点に仕立て上げる。 いつも通りの仕事のはずが、大森の姉の綾に昔追い続けた女の影を見て、このまま賭博に身を染めるか、綾や大森たちを救うのか葛藤し始める。 中国マフィア側には馬兵と呼ばれる伝説の殺し屋が雇われていた。馬兵は暗手に唯ならぬものを感じ、気にかける。 暗手は大森たちを救うために、マフィアと対峙するのか、そのままサッカー賭博に手を染めるのか?
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久々に読んだ馳星周作品で読みごたえがあった。主人公のキャラクターもクールでよい。舞台がイタリアというのは馳星周さんがサッカー好きということもあると思うができればアジアにしてほしかった。
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ずいぶん馳星周作品は読んできたのに、『夜光虫』はまだだった!読まなきゃ!! まあ、読んでなくてもそれはそれ、これはこれ、でこちらを読めたけど。かなりなページ数を一気に読ませるなんて流石だな、と。ヨーロッパサッカー好きとしては、こんなことが現実にはあって欲しくないなと思うけど。
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