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なぜ日本人は神社にもお寺にも行くのか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2017/04/01 |
JAN | 9784575312492 |
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なぜ日本人は神社にもお寺にも行くのか
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
p4 神社は神道の施設でお寺は仏教の施設である 神社には鳥居があるけれどお寺にはない ミシュラングリーンガイドジャポンに山では富士山と高尾山だけが三ツ星となっている。 高尾山には薬王院と言うお寺があり真言宗に属している仏教寺院がある。ところがそこには本社あるいは権現堂と呼ばれる神社があってその前には鳥居が立っている … 鳥居の立つお寺は各地にある。 鳥居のない神社もある。 第1章 神のための場と人のための場 釈迦よりも宗祖を尊ぶ日本仏教 神社特有の分霊と勧請(かんじょう) 神社は神のための場所だから人が住めない 仏の場としてのお寺と修行のためのお寺 第2章 神社の歴史 神社において重要なのは建物ではなく祭事だった 磐座(いわくら)に神を招く 高天原(たかまがはら、たかあまはら)に帰る 第3章 お寺の歴史 仏教における建築の重要性 お寺の歴史は仏舎利(遺骨)から始まる キリスト教の聖遺物崇拝(骨) 奈良時代のお寺は大学のような存在 庶民(修行専念ムリ)の仏教のきっかけは浄土信仰、念仏 禅寺は仏像より人間の空間が重視された 江戸時代は共同墓地で土葬が多く墓は建てなかった 仏壇の位牌が供養の対象になった 寺請制で仏教の信仰が江戸幕府によって強制 「江戸名所図会」神社や寺はエンタメ空間 第4章 神仏習合 隠された神社とお寺の歴史 文明を取り入れるために仏教を受け入れた日本 神が仏教に帰依する? 神宮寺 仏教優位の理論 本地垂迹(ほんじすいじゃく) 仏は形に描かれやすいが、神は描かれにくい p171 現代では、神社の前では拍手、お寺では合掌する。 しかし神仏集合の時代には神社で拍手を打つ習慣は無かった。それは明治になってから定められたもので以前はどちらも合掌だった。神と仏を区別しなかった。 神仏分離以降はどちらの信者か区別することになり、どちらを選んでいいか多くの人が迷うようになった。 第5章 現代の神社とお寺 国家に貢献した人物が神社に祀られた 金比羅宮にこんぴらさんが祀られていない 明治に権現(ごんげん)が否定され改称を迫られた 変わるお寺の存在意義 代々の第一次産業は先祖の供養が必要 寺の坊主は人間関係のしがらみがない相談役 上京した次男以下は現世利益の新宗教、葬儀不要 宗教の信仰は女性40代男性50代から 男は49歳まで2割弱、50代で41%、60歳で56% 女は29歳まで2割、10歳ごとに10%ずつ増える 文化財の博物館としてのお寺 清浄な神域の神社 地域で結束する必要がなくなる時代、神社やお寺も経営を求められるようになってきた。 若い頃は刺激的な事に心を奪われていた人でも、歳を重ねるにつれ心を癒してくれるものに惹かれていく。
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神社、お寺について調べるために読んだ本。教科書で習ったけれど今一つ理解できなかった神仏習合、本地垂迹説がのがよくわかった。
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