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死水晶 詩集
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 七月堂 |
発売年月日 | 2017/03/01 |
JAN | 9784879442727 |
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死水晶 詩集
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「影のように覗きこむ者がいる/死水晶のきらめき に憑りつかれた/もうひとつのわたしのかげ」 ー死水晶より 白島真、という方の詩集らしい。 図書館で見かけて、なんとなく手に取ってみた。 白島真(しろしましん)というペンネームは、「し」を取ると「ロマン」となるとのこと。 うーん、詩...
「影のように覗きこむ者がいる/死水晶のきらめき に憑りつかれた/もうひとつのわたしのかげ」 ー死水晶より 白島真、という方の詩集らしい。 図書館で見かけて、なんとなく手に取ってみた。 白島真(しろしましん)というペンネームは、「し」を取ると「ロマン」となるとのこと。 うーん、詩人だ。 詩の内容はわかるようなわからないような、でも言葉の響きが凛となる鈴の音のようで、風鈴の音のように自由な旋律で。 なんだか惹かれてしまう。 「木魚」という詩の、 「ね それでも帰ろうか ぽっくん/もうぼくの真夜中は/丑みつ とうに過ぎてしまったのに」が印象的だなと感じた。 「死せる管理人K氏」も胸に沁みるところがあった。 「ひかりあれひかり」もよかった。 「呼んでください/怒りと叫びの声で/私の名を/見つめてください/あなた自身を語る/その鋭い眼光で/ああ 私は待ち続けている/痛みにも似た静けさのなかで/あ 生きている/と感じる瞬間を」...「そのために私は/私を殺し続ける」 巻末には白島真の活動についてや本人によるあとがきがある。 独特の旋律と世界観に身を任せたい時、よんでみるといいかもしれない。
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