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定本 昔話と日本人の心 〈物語と日本人の心〉コレクション Ⅵ 岩波現代文庫 学術349
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2017/04/01 |
JAN | 9784006003494 |
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定本 昔話と日本人の心
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2件のお客様レビュー
(2002年1月16日発売)の方を読みました。 https://booklog.jp/item/1/4006000715 原書通りの内容のようです。
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「日本の昔話に描かれた「女性像」は、男女を問わず日本人の自我を示すのにふさわしい」そうだ。 こちらの世界に出現したもの(女性)が、あちらの世界に帰ってしまう。 こちらの世界=意識、あちらの世界=無意識、と置き換えると、日本の昔話は日本人の意識の脆弱さを示している? ひとつの昔話...
「日本の昔話に描かれた「女性像」は、男女を問わず日本人の自我を示すのにふさわしい」そうだ。 こちらの世界に出現したもの(女性)が、あちらの世界に帰ってしまう。 こちらの世界=意識、あちらの世界=無意識、と置き換えると、日本の昔話は日本人の意識の脆弱さを示している? ひとつの昔話が、Nothing has happened、つまり「無」を語るために存在している? 始めの方は難しくて挫折しそうだったけど、それぞれの章で取り上げられていることがどんどん繋がっていくのが分かってくると、面白くなってきた。 これは、河合隼雄が心理療法家としての体験、生き方の全てをこめて書いたものと聞くと、心理療法家としてどんな方達と出会ってきたのだろうと、そんなことも気になってしまう。 同じシリーズの他の本もゆっくり読んでみたい。
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