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さらば愛しき魔法使い
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さらば愛しき魔法使い

東川篤哉(著者)

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さらば愛しき魔法使い

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2017/04/01
JAN 9784163906270

さらば愛しき魔法使い

¥220

商品レビュー

3.4

21件のお客様レビュー

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2024/02/06

「魔法使いと偽りのドライブ」 知らされてない事。 普段乗ることがない外国車なのだから、細かい点まで何か聞かれても答えれるように勉強しておくべきだっただろうな。 「魔法使いと聖夜の贈り物」 紙一枚の情報では。 余計な一言を言ってしまったからといって、想像で作り話をするからこそ全て...

「魔法使いと偽りのドライブ」 知らされてない事。 普段乗ることがない外国車なのだから、細かい点まで何か聞かれても答えれるように勉強しておくべきだっただろうな。 「魔法使いと聖夜の贈り物」 紙一枚の情報では。 余計な一言を言ってしまったからといって、想像で作り話をするからこそ全てを台無しにする物語になったのだろうな。 「魔法使いと血文字の罠」 残された名前とは。 しっかりと現場を確認したようで、脳内では別のことも同時に考えてたからこそ小さな変化を見逃してしまったのだろ。 「魔法使いとバリスタの企み」 不自然に置かれた。 こんなに頻繁に不自然な出来事が起きていたら、どんな辺鄙な土地であろうと噂を聞きつけてマニアはやってくるだろ。

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2023/03/24

表紙の絵に釣られて手に取った本。 謎解きはディナーのあとでの作者とは知らず、最近ほんわか系ばかり続けて読んだから違うの読みたいなと思って借りてきた。 講談社ではなく放談社、東川篤哉ではなく東山篤哉、メタ視点が多くて新鮮だった。でも個人的にメタは好きじゃない。世間に疎いし、お話の中...

表紙の絵に釣られて手に取った本。 謎解きはディナーのあとでの作者とは知らず、最近ほんわか系ばかり続けて読んだから違うの読みたいなと思って借りてきた。 講談社ではなく放談社、東川篤哉ではなく東山篤哉、メタ視点が多くて新鮮だった。でも個人的にメタは好きじゃない。世間に疎いし、お話の中に現実の固有名詞が入ってくると物語の世界に入っていきづらいから。 春夏秋冬と1年で続く事件かと思いきや、最後の冬で30年も経っていることが発覚。 冬だけ始まりから違和感があったが、会話の中で出てきて驚き。万年署長が黛君とはまさか過ぎて...信じられなくて何回もページを行ったり来たりして確認した。 お話の事件解決よりも、こっちの方が衝撃が強かった。

Posted by ブクログ

2022/10/02

★あたし、ずっと前から欲しいものがあったんだよねえ(p.78) ■感想 ・今回も楽しく読みました。 ■内容 ・マリィが唯一欲しいもの、それは誰もが持っているけどマリィが持っていないもの。 ・腹違いの弟と顔がそっくりなことを利用して殺人のアリバイを作った弁護士。 ・ええとこの...

★あたし、ずっと前から欲しいものがあったんだよねえ(p.78) ■感想 ・今回も楽しく読みました。 ■内容 ・マリィが唯一欲しいもの、それは誰もが持っているけどマリィが持っていないもの。 ・腹違いの弟と顔がそっくりなことを利用して殺人のアリバイを作った弁護士。 ・ええとこのお嬢さまと婚約したこともあり恋人だった売れない女優を殺した、テレビでも人気の映画コメンテーター。 ・経営するバーの資金欲しさにおじを殺した男はダイイングメッセージを捏造する。 ・人気バリスタが浮気の発覚を恐れ愛人を殺害。 ・マリィの周辺に超常現象雑誌の記者の影。ラストシーン、逃げ出すようなタイプでないし、カチコミに行った? ■一行目  「凄い……」ピカピカに磨きぬかれた黄色いボディに自らの顔を映しながら、高野英夫は感激の声をあげた。 ■設定 【タイプ】ユーモアミステリ。倒叙系なのでどこでバレてしまうかというところが主眼。事件はけっこうどうでもよくってただただ登場人物たちの言動とドタバタを楽しんでいればいいんじゃないでしょうか。とはいうもののミステリとしても一話に一ヶ所くらい思いがけなさがあったりするのがたいしたものかと。 【世界観】われわれの世界とほぼ同じだがユーモアミステリらしく警察がちょっとええかげんだ。そして、魔法使いがいる。ただ一般には知られていないようだ。この世界では魔法は決め手になり得ないが事件を解決するきっかけくらいにはなる。多くは犯人が誰かという確信を持つために使われる(それと、マリィが聡介をとっちめるために)。 【八王子】舞台。「欲望渦巻く大都会」、「東京第二の都市」、「多摩地区の首都」だとかさまざまな形容がつく。一所懸命つく。 【マリィ】マリーではない。魔法使い(魔法少女)。キュートなルックスにわりとナイスバディ(上から82・58・84)に奔放な物言い。聡介と出会うまではいろんなお屋敷を転々としていた。年齢は千十七歳(自称)。栗色の髪は綺麗な三つ編み。魔法を使うとき光る。彼女にうかつに触れようとすると自動的に発現する魔法がなにをするかわからない。敬語がおかしい。家政婦としての仕事はけっこうきっちりできる。料理も上手い。欲しいものがある。 【小山田聡介/おやまだ・そうすけ】八王寺署の若手刑事。年上美女に弱い。上司の椿木綾乃警部になじられたり蹴られたりできれば踏みつけられたいドM。目立たず冴えず、すぐ他者から存在も名前も忘れられる。 【小山田聡介の愛車】愛車は白い年代物のカローラ。ときどきマリィの血文字コメントが表示される。 【小山田聡介の自宅】丘の上の荒れ果てたお屋敷。近所のお子さまたちからは「幽霊屋敷」とか「魔女の館」とか「妖怪屋敷」とか呼ばれている。広大だが特に金持ちというわけではない。固定資産税がたいへんそうだ。今の住人は聡介、鉄二、マリィの三人だけ。 【八王子署】聡介や綾乃ちゃんが勤めている。聡介は意外に頑張っているほうだ。 【椿木綾乃/つばき・あやの】警部。通称「八王寺署の椿姫」。メガネ美女。三十九歳。結婚願望強し。容疑者にすぐ惚れる、というより彼女が惚れた男が犯人である可能性が高い。単純なタイプで「簡単な難事件」向きだが「ちょっと手強い難事件」向きではない。 【出会い系捜査】椿警部が捜査するのはルックスがよくて金持ちの容疑者と出会いためではないかとの疑いがあり部下たちはそう呼んでいる。彼女が惚れた男が犯人である確率は非常に高く、ある意味優秀なのかも。 【若杉】若くて小さい刑事。聡介の頼れぬ後輩。なんとか普通に捜査しようとするがいかんせんチカラが足りない。 【鉄二/てつじ】聡介の父。同居している。家政婦仕事の範疇からはみ出ることをマリィにやってもらおうとして冷たくあしらわれてしょぼんとする。

Posted by ブクログ

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