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ヒトラーの描いた薔薇 ハヤカワ文庫SF
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ヒトラーの描いた薔薇 ハヤカワ文庫SF

ハーラン・エリスン(著者), 伊藤典夫(訳者)

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ヒトラーの描いた薔薇 ハヤカワ文庫SF

定価 ¥1,100

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2017/04/21
JAN 9784150121228

ヒトラーの描いた薔薇

¥715

商品レビュー

3.6

12件のお客様レビュー

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2024/02/02

1957年から87に書かれた作品が発表順に掲載されている。 エリスンを読んだのは初めてだけれど、解説にあるように、どれも理不尽なものに対する怒りと絶望が伝わってくる。 とりわけ古い作品にその傾向が強く、私はどちらかというと、そういった不条理さに満ちた最初の方の作品のほうが好きだ。...

1957年から87に書かれた作品が発表順に掲載されている。 エリスンを読んだのは初めてだけれど、解説にあるように、どれも理不尽なものに対する怒りと絶望が伝わってくる。 とりわけ古い作品にその傾向が強く、私はどちらかというと、そういった不条理さに満ちた最初の方の作品のほうが好きだ。 特に、「恐怖の夜」は読んでいて痛く刺さりすぎて目をそむけたくなる激しい衝動に駆られた。 けれど、こういう作品こそ、読まなければならないんだと思う。 どれも、祝福や幸せからは程遠く、人間が犯してきた罪悪について書かれているように感じる。

Posted by ブクログ

2021/11/18

60〜70年代の作品はエリスンの社会に対する怒りが強烈にぶつけられています。表題作「ヒトラーの描いた薔薇」では、主人公は理不尽に地獄に落とされ、神様に怒りをぶつけますがそんな中、ヒトラーは地獄の門に黙々とバラを美しく描き続けています。なかなか解釈が難しいですね。

Posted by ブクログ

2018/11/16

アメリカSF界の巨匠ハーラン・エリスンの短編集だが、エリスンってこんな情緒的なSFを書く人だっけ…?と違和感を覚えてしまった。ブラッドベリの作風が好きな人には合うと思う。個人的に一番好きな話は「ヴァージル・オッダムとともに東極に立つ」。

Posted by ブクログ

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