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2時間でおさらいできる源氏物語 だいわ文庫
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2時間でおさらいできる源氏物語 だいわ文庫

竹内正彦(著者)

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2時間でおさらいできる源氏物語 だいわ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大和書房
発売年月日 2017/04/01
JAN 9784479306474

2時間でおさらいできる源氏物語

¥220

商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2024/05/14

タイトルの通り、あくまでおさらい。2時間シリーズなので、じっくり読むなら2時間以上。見出しだけ読むなら2時間でといった感じです。 『源氏物語』54帖を1帖ずつおさらいすることができて、復習にはピッタリです。論文のように難解すぎず、先行研究なども踏まえて読者の『源氏物語』に対する読...

タイトルの通り、あくまでおさらい。2時間シリーズなので、じっくり読むなら2時間以上。見出しだけ読むなら2時間でといった感じです。 『源氏物語』54帖を1帖ずつおさらいすることができて、復習にはピッタリです。論文のように難解すぎず、先行研究なども踏まえて読者の『源氏物語』に対する読みを深めるきっかけにもなりそうです。

Posted by ブクログ

2024/02/22

今まであまり大河ドラマに興味が無かったですが、 今回の「光る君へ」で紫式部が主人公ということで 源氏物語も注目されているので、今まで全然読んだことが無かったので読んでみようと思いました。 全部読むのは大変で難しいと思ったので、 大雑把でも良いので全容を把握したいと思い 読み進...

今まであまり大河ドラマに興味が無かったですが、 今回の「光る君へ」で紫式部が主人公ということで 源氏物語も注目されているので、今まで全然読んだことが無かったので読んでみようと思いました。 全部読むのは大変で難しいと思ったので、 大雑把でも良いので全容を把握したいと思い 読み進めていましたが、古典の知識もあまり無いですが、 本来の和歌みたいなのが書かれていなくて、いきなり簡略された 文章が綴られていたので理解するのに大変でした。 ある程度源氏物語を読んだことのある人が読んだ場合には とても理解しやすいかと思いますが、何も基礎知識が無くてこの本を読むのは難しいかと思いました。 ただ巻末ごとの系図や年立(年表)の人間関係や 時系列の流れの経緯が書かれたものなどが あったので役立ちました。 「2時間でおさらいできる」というよりも、 私の場合はとても2時間では内容を把握するには無理で、 人によっては2時間で読めるとは思いますが、 2時間で完全に理解できるかどうかは疑問が残ります。 今までこのような古典文学を読んでこなかったので、 もっと源氏物語を掘り進めて読んでみたい気持ちもあるのですが、 こんなに難しいとなるとちょっと壁が高くなって 気が引けてしまいました。 けれど少しでも源氏物語の世界に触れる経験が出来て 良かったとも思っています。

Posted by ブクログ

2024/01/27

 「源氏物語」の流れや前提知識を学べる入門書のような本です。内容もそれほど難解でなく、比較的読みやすいと思います。 (※以下、「源氏物語」のネタバレと言えなくもない箇所がありますのでご注意ください)  数年前に「源氏物語」を読んだことがありますが、当時は、光源氏をとりまく恋物...

 「源氏物語」の流れや前提知識を学べる入門書のような本です。内容もそれほど難解でなく、比較的読みやすいと思います。 (※以下、「源氏物語」のネタバレと言えなくもない箇所がありますのでご注意ください)  数年前に「源氏物語」を読んだことがありますが、当時は、光源氏をとりまく恋物語である、というくらいしか理解できませんでした。  本書を読んで、「源氏物語」がかなり重厚かつ丁寧に練られたストーリーであることがわかりましたが、同時に、「源氏物語」を満遍なく楽しむにはそれ相応の前提知識が必要であるとも感じました。  光源氏と空蝉は逢坂の関で再会しますが、この場所が人々の再会と別れを連想させる場所であることを知っているか否かで二人の今後をどう予測するか変わってくるでしょう。  船楽で春の町と秋の町を回った中宮の女房らが春の町を称賛するシーンも、春秋優劣論が頭に入っていないと、夏でも冬でもなく、秋の町を春の町と競わせた紫式部の意図をスルーしてしまいそうです。  本書によれば、ここは秋の町よりも春の町の方が優れているとすることによって、紫の上の正統性(正ヒロイン性?)を暗にほのめかすシーンだったようで、春秋優劣論を知っている人がこの場面を読んだら、思わず唸ってしまうんじゃないかと思います。  家の対立で一旦は仲を引き裂かれたが最終的に結婚した夕霧と雲居雁のようなほっこり話があったり、亡き想い人の身代わりを浮舟に求める薫のような、よくも悪くも人間味のある登場人物もいたりと、これでもかというくらいに色々な要素がつまった作品です。ほか、頭中将との派遣争いという政治小説の色もあります。  「源氏物語」の魅力全てを咀嚼して満喫するには相当時間がかかりそうですが、本書を読んで、少なくとも上澄みの味くらいは、理解できた気がします。

Posted by ブクログ

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