一日一生 愛蔵版

酒井雄哉(著者)

• 販売会社／発売会社: 朝日新聞出版
• 発売年月日: 2017/04/01
• JAN: 9784022514615

商品レビュー

2024/11/15

とても、読みやすい文章で大阿闍梨の人柄や人生観も伝わる。
仏教哲学ってのは結局、こんな感じでおおらかに平和な気持ちでいましょうってことなんだと思った。
が、どうやったら、そう思え過ごせる心持ちでいられるかが知りたいのだ。

完成形がそれなのはわかったが、そこに至る過程はどうすればいいのか。

2024/07/22

読んだ人によって受け取る気持ちが違う本だから感想を読むより実際に読んだ方が良いと思う。今ここを一生懸命生きる。明日はまた新しい一生。良い心を持つこと。歩くことは体と心を健康にする。私はまだまだ修行中。

2023/02/28

仏教には、「身口意三業」という言葉がある。身（体）と口（呼吸）、意（心、気持ち）のバランスが崩れるとうまく歩けない。p138
しんどいところは休ませておいて、違うところに精神を集中させてみる。「足は疲れてるから、今度は肩、頼むぞ」ってな。そうして歩けば、案外楽に、結構楽しく生きていけるんじゃないの。p145
やっぱり、いま何歳でも、たとえ人生の最期の瞬間であっても、「いま」自分は何をしているのか、「これから」何をするのかが大切なんだよ。誰にとっても人生は一度、一瞬、ほんのわずかの時間なんだから。いただいたこの大切な命に感謝して、一生懸命がんばらなかったらいけないのとちがうかな。p216
自分から見て、どんなに正しいと思えることでも、もしかしたらいろいろなことにとらわれてそう見えているのかもしれない。自分がどんな立場でそれを見ているのかということをいつもいつも確かめないといけないんだな。p244