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着るか 着られるか 現代男性の服飾入門 草思社文庫
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着るか 着られるか 現代男性の服飾入門 草思社文庫

穂積和夫(著者)

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着るか 着られるか 現代男性の服飾入門 草思社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2017/04/01
JAN 9784794222688

着るか 着られるか

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商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2023/04/08

東京オリンピックの年に出版された約60年前の男向けのファッション指南書。 筆者が復刻版まえがきで、書いているとおり、内容は全然古びていない。 「再読して強く感じるのは、ディティールへのこだわりを除けば、一番基本的な状況判断という部分では、アレ?現代のファッション状況とちっとも違...

東京オリンピックの年に出版された約60年前の男向けのファッション指南書。 筆者が復刻版まえがきで、書いているとおり、内容は全然古びていない。 「再読して強く感じるのは、ディティールへのこだわりを除けば、一番基本的な状況判断という部分では、アレ?現代のファッション状況とちっとも違っていないじゃないか!」 男のファッションはベースの部分は、60年前と変わっていない。 そして筆者が当時ファッションの芯をよくとらえて書いていたということ。 だからこそ半世紀たっても復刻された(しかも文庫で)。 逆に、当時はそういう価値観だったのか(マンボズボンなど)という、現代と異なる部分も面白い。 筆者はイラストレーターだからこそ、デザインセンス的な切り口で話ができたりするのだと思う。機能美のくだりなど。 流行をおいかけるというよりも、服の持つうつくしさへの接し方のようなものを射ぬいて語っているというような。 また、文章が若々しく、べらんめい調で楽しい。 たとえば 「人に見せびらかすのはおしゃれではない。むしろこれ見よがしというのは、おしゃれの本道に反するものとして好ましくないわけである。人口過剰の日本で、とり立てて人に抜きんずる能力もなく、お脳の程度にもさして自信のないヤツが、とにかく人前で自己表現を試みるには、まあまあ着るものぐらいで目立たせる以外に方法はないのかも知れないが、やれ真っ赤なシャツだ、くるぶし上10センチもののツンツルテンのラッパズボンだ、次は何だかんだ、ということになると、まったくキリがない。」 など、 すがすがしいほどバッサリやってて、気持ちいい。 また、最後のしめくくり「おしゃれ哲学」がしびれる 「実際考えれば考えるほどおしゃれの問題には矛盾が多い。服を着る人間そのものが矛盾だらけなのだからこれも止むを得まい。そしてこの矛盾を十分に認識した時、その人はきっと最高の<おしゃれ>となりえるのであろう。 最高のおしゃれとは何か、すなわち無のおしゃれである。おしゃれにおけるニヒリズムといってもいい。」

Posted by ブクログ

2022/06/25

1964年に刊行された作品で、2017年に文庫化された。なんと53年前。しかし内容に古臭さは感じなかった。メンズファッションの教科書、辞典のような内容。

Posted by ブクログ

2022/02/18

50年前ぐらいに出版された本です。アイビーに興味があり手に取りました。古さはあるものの、変わらないファッションの洞察はそれだけ大事ということだと思います。著者が、ファッション関係者ではないことに驚きます。

Posted by ブクログ

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