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合格する親子のすごい勉強
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合格する親子のすごい勉強

松本亘正(著者)

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合格する親子のすごい勉強

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 かんき出版
発売年月日 2017/04/01
JAN 9784761272487

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商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2024/03/05

2024年3月5日読了。中学受験塾ジーニアスの代表が語る、中学受験を成功させる親子の取り組み方の実例集。受験生である子どものタイプを見極めること、結果に一喜一憂したり細かいダメだしをするのではなく、子どもが自分で気づき・変わるのを辛抱強く待ち励まし勇気づける、学校や習い事の先生、...

2024年3月5日読了。中学受験塾ジーニアスの代表が語る、中学受験を成功させる親子の取り組み方の実例集。受験生である子どものタイプを見極めること、結果に一喜一憂したり細かいダメだしをするのではなく、子どもが自分で気づき・変わるのを辛抱強く待ち励まし勇気づける、学校や習い事の先生、塾の教師などをメンターとして活用する…など、「まあそれはそうだよね」と思うような取り組みばかりなのだが、いざ親の立場になると感情的・近視眼的な子どもへの接し方も多かったと反省する。子どもが「勉強が楽しい!」と思ってくれて、最終的には自分が満足する人生を送ってくれればよいのだから、「合格」という結果は得たいが、中学受験で家庭関係を壊したくはないものだ。

Posted by ブクログ

2022/11/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

子供はまだ幼児だけど、すごく参考になった。 結局のところ、日々の生活で親が知っていることを根気強く楽しく伝えていくこと。 難関校に行ければいいけど、行けなくたってそれはその子の糧になる。 以下メモ。 高すぎるハードルは不正を招く 結果が出てから叱っても逆効果 このやり方だと成果が出ないからこういう風にやろうと伝えること いい結果が出た時の因果関係を伝えてあげる 宿題が終わったらゲーム ✖️ 1.終わったら親のチェック 雑でなければ終了 2.時間を区切って、終わっても見直しや復習をさせる(時間の設定だけでなく、ここまで終わらせるなど目安も示す) 低学年のうちは好きな教科が一つあれば十分、存分に深めよう 高学年になったらもう一教科がんばってみるか 会話の中で今いったことを繰り返してごらんと言って正しく理解しているか確かめる →正しく理解する力を養う 自分の実力以上の応用問題集に取り組むより、簡単な問題の解き方を複数考える方が応用力がつく 塾は3年生後半くらいからがベスト 中だるみもしないし、間に合う 部活の頻度、親の関わり具合、進路 1月に2校、2月に2-4校くらいを受験

Posted by ブクログ

2022/04/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

冒頭「12歳までなら、伸びない子はひとりもいない!」と記されており、勇気が持てました。6歳までに、10歳までに、と色々いわれている中、うちは結局あんまり力を付けてあげられずにここまで来てしまったなと思ってたけど、まずはこの言葉に励まされました。 著者は中学受験専門塾ジーニアスの運営代表ということで、長年の経験があるからか何かと説得力がありました。(納得できることが多かった。) また、項目の中には「10歳まで」「10歳から」に分かれているものがあり、これも良かった。年齢によって接し方やアプローチが同じで良いはずはないというのと、単純に当てはまるところだけ読めば良いので読者としては時短になる。私はインプット偏重傾向にあり、インプット時間を短縮しアウトプットに時間を割かないといけないと感じているのでこれはかなり有難いと感じた。 具体的におすすめの書籍や参考書を記載してくれているのも嬉しい。すぐに実践に移せそうな気がする。 とりあえず今日は息子と大きめの本屋さんに行き、息子自身に問題集を選んでもらった。思ってた以上にモチベーションが上がったようでこの本を読んで良かったなと思えた。(これから結果がどう転ぶかはさておき。) 以下、読書メモ ・10歳になるまでは、覚えたほうが良いことは親が教えていく。10歳以降は、自分の頭で考える力、自分で答えを導き出す力、物事をつなげて考える力を伸ばしていく。 ・親が論理的であれば、子どもは大人の言うことに耳を傾けられる ・本を与えるときは、文字が多ければテーマは何でもOK、図や絵が多いものなら勉強に関するもの、とルールを決めるとやりやすい ・コツコツ真面目に努力できるタイプが中学、高校入学後も伸びる(努力・過程を褒める、努力することを習慣化する) ・子どもに細部にまでこだわっている姿を見せる ・情報と情報を結びつけて答えを出させていくと、AだからBなんだという物事の因果関係を考えられるようになる 与えられた情報と知識を組み合わせて推論を出せるようにする ニュースを見たり、出かけたりしたときに、なぜそうなるのかを会話する ・習い事や塾の授業の日程は自分で調べさせると自主性が育つ ・簡単な問題を短時間で解かせることを習慣化していくと、10歳以降でも地頭をよくしていける ・10歳以前なら、好きな科目を伸ばせば良い。10歳以降は一番好きな科目は2番目に勉強時間を割くようにする ・「勉強は楽しい」と思わせるためにはエンターテイメント性を意識する(子ども自身が気に入った問題集を選ぶ、テレビや音声など、遊びながら学べる教材を使う、クイズ形式で正解数に応じてポイントをつけ、一定数たまったらごほうびと交換できるようにする) ・語彙を身に着けさせるには会話が重要(親はもちろん、塾や習い事のコミュニティも重要) ・好きなジャンルの本を読ませて、意味がわからない言葉にだけ線を引かせる(後日意味を調べる) ・中学受験に出題される論説文や説明文だけ読ませてみる ・親が探究心を持ち、調べるクセをつける ・問題が起こったとき、正直に具体的に報告させる(事実を曲げて話すということは、客観視できないということ) ・自分の常識・知識を結びつけて推論する力は生涯活きる(これからは、資料を読み取る力+自分の常識・知識を結びつけつなげる力が大切) ・指示を一度で聞けない子は伸びにくい、勉強量より聞く力をつけることを心がける ・この人の話なら素直に聴く、という第三者を探しておく ・簡単なメモをとる習慣をつけさせる (メモをとる作業は、大人になってからも活きる) ・宿題に制限時間を設ける ・子どものやる気がわかないときは自宅ではやらせない ・良いことがあった場合には無理矢理でも因果関係を作って褒める(努力の過程) ・テストの点数が下がっても怒らず一緒に悩む ・勉強に気持ちが向いていないときは「何か悩んでたりする?」と聞く ・小説対策 話のあらすじをおさえる、登場人物たちの人間関係のなかで生まれる心情、どんな行動や発言がどのような心情と結びつくかを知る。共感力は映画を活用事例するのも良い。(感想をあとで話し合う) ・嫌いな科目はレベルを2段階落とした問題が解ければ◎(最難関に受かる子もオールマイティではない) ・試験の問題は欲張らない(苦手科目なら正答率60%以上の問題だけ見直せば十分、それができたら正答率40%以上の問題に取り掛かる) ・問題文の聞かれているものに線を引くようにするとミス紡糸につながる ・国語は少なくとも6割以上は正解できそうな問題集を選ぶ(記述問題は親子喧嘩のもとなので避ける) ・希望する学校の大学合格実績(上位20%)、校風や部活の頻度もチェック ・受験校の数は3〜5校が望ましい(対策が十分にできる範囲)

Posted by ブクログ