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夜に生きる(下) ハヤカワ・ミステリ文庫
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夜に生きる(下) ハヤカワ・ミステリ文庫

デニス・ルヘイン(著者), 加賀山卓朗(訳者)

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夜に生きる(下) ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2017/04/07
JAN 9784151744068

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商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2024/01/22

いやー面白かったなー そしてまたまた追いかけたい作家さんが増えてしまった ある意味大失敗だわw 三部作全部読もうと決めた夜(俳句感) あらすじな、あらすじ レビュー書いてる人が少ないからな こういうときはあらすじちゃんと書かないとな えっとね バーンてなってバンバーンって...

いやー面白かったなー そしてまたまた追いかけたい作家さんが増えてしまった ある意味大失敗だわw 三部作全部読もうと決めた夜(俳句感) あらすじな、あらすじ レビュー書いてる人が少ないからな こういうときはあらすじちゃんと書かないとな えっとね バーンてなってバンバーンってなってえーってなってブワッとなる(覚えたてか!) とにかくね 文章がいいのよ 文章が超カッコイイのよ そしてなー なんだか深いのよ 万人受けするとは思えないけど ノワールとしては完璧に近いと思います 面白かったー

Posted by ブクログ

2023/06/19

ギャングの抗争と半生を通じて、善と悪の対立や葛藤、生き方への問いかけが浮かび上がる作品でした。犯罪小説、ノワール小説でありながら、文学的な雰囲気も漂う一作です。 ストーリー全般では、アメリカの歴史や文化を背景に、ギャングの利権争いや、組織内の抗争が面白かった。禁酒法や、カジノの...

ギャングの抗争と半生を通じて、善と悪の対立や葛藤、生き方への問いかけが浮かび上がる作品でした。犯罪小説、ノワール小説でありながら、文学的な雰囲気も漂う一作です。 ストーリー全般では、アメリカの歴史や文化を背景に、ギャングの利権争いや、組織内の抗争が面白かった。禁酒法や、カジノの解禁など、史実や当時の世相も取り込まれ、作品全体に説得力が満ちています。 そこにギャングとしてジョーの動きや、敵対する組織の動きが絡み合うことで、物語全体の骨組み、構成が非常にしっかりしている印象。 ギャングとして闇の世界で生きるジョーの対比として、神の教えを説く女性が登場します。二人がカジノの設立を通して対立し、そこから人生や生き方について、対話を深めていくのが、非常に示唆的でした。 ジョー自身、彼女の存在を邪魔だと認識しつつも、彼女の善の部分に共感してしまい、組織の命令に背いてしまうのが、印象に残ります。 ジョーは犯罪に手を染めながらも、一方で妻に対して深い愛情を注ぎ、父親の形見である腕時計を大事にします。ギャング=悪と単純化せず、どこか思いやりの深い人間に描かれているのが印象的でした。 善の部分に共感し、家族を思う心がある一方で、夜の世界でしか生きられないジョー。その姿や矛盾にどこか哀切さを感じ、作品全体から文学的なものを感じたのだと思います。

Posted by ブクログ

2023/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なるほど、映画にしたくなる小説だとは思う。 ダニーの弟、ジョーの心の闇は、 深まっていく一方なわけだ。 禁酒法が解禁になる寸前のアメリカ、 人種差別と暴力が命を左右していた時代、 人は何を信じて生き抜こうとしていたのか。 金と女と、殺しと酒の世界、 白いスーツを白い帽子が これほど似合った時代はないのかもしれない。

Posted by ブクログ

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