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葬られた文部大臣、橋田邦彦 戦前・戦中の隠されてきた真実
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | WAVE出版 |
発売年月日 | 2017/03/01 |
JAN | 9784866210568 |
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葬られた文部大臣、橋田邦彦
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2017年3月付けの「まえがき」あり 橋田邦彦の評伝の形をとりつつ、彼を切り口に、昭和戦前期の政治史、政治思想史をとらえ直そうとした意欲作と言え、示唆に富んでいる。 惜しむらくは、参考文献が挙げられていない。 管見にして橋田を知らなかったが、東大医学部生理学教室で教授として仮...
2017年3月付けの「まえがき」あり 橋田邦彦の評伝の形をとりつつ、彼を切り口に、昭和戦前期の政治史、政治思想史をとらえ直そうとした意欲作と言え、示唆に富んでいる。 惜しむらくは、参考文献が挙げられていない。 管見にして橋田を知らなかったが、東大医学部生理学教室で教授として仮説と実験の重要性を指導しつつ、個々の事象にとらわれず全体を見るべく、生命とは何かを「正法眼蔵」の講義によって示したということは、総合的な能力の高い研究者であったのだろう。 しかし、その彼がなぜ文部大臣になったのかは、科学の実践者に時代の期待があったという抽象的な雰囲気と、近衛首相に近い人脈からの推しということしか書かれておらず、橋田が受諾にあって何を考え、何を成そうとしたのか、また何をなしたのかがわからないのが残念だ。
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