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部下に残業をさせない課長が密かにやっていること
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ぱる出版 |
発売年月日 | 2017/03/01 |
JAN | 9784827210484 |
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
2018.11.11 再読 管理職として、チームの残業時間削減に向けてクイックに手を打てることがないか、施策のアイデアを得ようと本書を手に取りました。 正直なところ、全体に非常に読みづらいです。原因は明確で、「情報量が多すぎる」、「メッセージと全体のストーリーが分かりづらい」。繰...
2018.11.11 再読 管理職として、チームの残業時間削減に向けてクイックに手を打てることがないか、施策のアイデアを得ようと本書を手に取りました。 正直なところ、全体に非常に読みづらいです。原因は明確で、「情報量が多すぎる」、「メッセージと全体のストーリーが分かりづらい」。繰り返し俯瞰して読んでも、「なぜこの話をここでしているんだ?」といった疑問が消えませんでした。一つ一つの内容は良いと思うんですけどね。4・5章はタイトルに直接答えており、示唆に富んでいるため、一読の価値ありかと思います。 以下、キーメッセージを抜粋; ・長時間労働のはじまりは「新卒一括採用制度」=メンバーシップ型雇用慣行 ・いまどきの若者が3年間で一人も辞めなかったというのは「異常」 ・社員に優しい=甘い。一定の離職があるほうが自浄作用のある健全な会社 ・長時間労働がなくならない要因 ※切り口は謎 ① 管理(方針の不一致、業務の非効率さ、モニタリングの欠如) ② インフラ(制度・ルールの形骸化、使いづらいシステム、生産性低下を招くファシリティ) ③ 人・組織(スキル不足、戦略に合致しない組織、長時間労働を是とする文化) ・課長の苦悩5つ ① これまでの仕事の進め方が評価されない ② 自分への期待が下げられない ③ マネジメントの師匠がいない ④ 冷静に考える時間がない ⑤ 右腕となる部下がいない ・課長は減点方式で評価される(部下の成長責任、等) ・業績達成に手段が問われない →自分がやったほうが速い →部下が成長しない ・課長が仕事を抱え込んでアップアップしていても誰も評価・同情しない ・管理職の昇進は、過去の事績だけではなく、「勢い」を重視 ・マネジメント:与えられた責任・権限で人を動かす リーダーシップ:責任・権限がなくても人を動かす ・サバイバル観点からは、時間をかけて「良い評判」を形成すべき ・部下に残業させずに生産性を維持するアイデア ① 習い事をさせる ② 費用対効果を考えさせる ③ オーバースペックな作業をさせない(仕事の仕様書で5W1Hを合意) ④ 長期休暇を取らせて、仕事をマニュアル化、引継ぎした気付き・改善点を共有 ⑤ 課長が仕事に集中できる環境づくり(安易に声をかけられないような体制) ⑥ 部下が仕事に集中できる環境づくり(ホウレンソウ・集中時間の固定) ・部下の「強みにフォーカス」し、限られた時間で部下を育成 ・自身の労働時間の使い方を把握する ・同じような境遇にある者同士で、タスクへの時間のかけ方を意見交換 ・「思い切りやってこい、責任は私が取る」と言えないようでは、組織の生産性向上は望めない ・ミッション:会社が顧客・社会に果たすべき使命(その事業は何のために?に答える) ビジョン:ミッションを果たすにあたり、中長期的にこうありたいとする構想・未来像 ストラテジー:ミッションを果たし、中長期的ビジョンを実現するためのストーリー ・出世し続ける人は、「仕事」と「プライベート」を区分していない が、お金と同様に、「投資」「消費」「浪費」の概念は持っている 「投資」の概念で勉強に励み、クレーム対応を経験しているため、メンタル不全にならない ・出世する人の行動特性 ① 人との縁を大切にしている ② 内省力が高い ③ 自分のハイパフォーマンスを部下に引継ぎしている ・上司にとってやっかいなのは、何をしているかよくわからない部下
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
職場で残業抑制がかなりうるさく言われ、いつか自分が管理者側になった際はどうしたらいいのかと思い、本屋に置いてあるのを見かけて購入した。 やはり思ったほど劇的なことは書いていない。当たり前だ、書いてあれば、政府が働き方改革という旗を振りかざす必要がないからだ。 参考にしたい指示の仕方や考え方、アイディアはあったので、実践してみたい。 ただ、長時間労働の根本が、過剰な品質の提供による非生産性な働き方なのならば、そういうのは小手先に過ぎなくて、本当に解決するならば、ヤマト運輸のような対応になるのだろうなぁ。 …一課長ごときじゃどうにもならない…。
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部下に指示する際は「仕事の仕様書」を作成することと、限られた時間を部下の「強み」にフォーカスする点が参考になった。
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