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バン・マリーへの手紙 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2017/03/01 |
JAN | 9784122063754 |
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バン・マリーへの手紙
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バン・マリーへの手紙
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
『バン・マリー』とは湯煎のことらしいのだけど、本書を開くたび、湯煎にかけられたかのようにうつらうつらと眠くなってしまい、なかなか時間がかかってしまった。
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いつものごとく、著者が書物や絵画などのちょっとしたきっかけから思わぬ方向へと連想をし、膨らませてくれるあれこれ、あるいは他で聞けないような体験談に浸る。それらは著者が身体内で湯煎(bain-marie)させ、聖女バン・マリーへあてた手紙のように紡いだエッセイ群。この著書の姿勢から...
いつものごとく、著者が書物や絵画などのちょっとしたきっかけから思わぬ方向へと連想をし、膨らませてくれるあれこれ、あるいは他で聞けないような体験談に浸る。それらは著者が身体内で湯煎(bain-marie)させ、聖女バン・マリーへあてた手紙のように紡いだエッセイ群。この著書の姿勢からくる文体がこれまで以上に肌に合ったのか本書はこれまでにも増して再読を繰り返したくなる一冊。微温状態の、どこか不吉な塊を残したそれらを牛乳を噛んで飲むように読み進めた。著者がこの先もバン・マリーへの手紙を書き続けてくれるのを読者として追いかけていく。デスモスチルスに関する一編は日本で一番喜んだ読者であろうことをここに宣言しておきたい。
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梟書房のシークレットブックで出てきたやつ。難しかった。なぜか何度も作者を女性だと思いながら読んでいて男性だとわかる記述があって驚くというのをやった。飛ばないで飛ぶために、が好きだった。本の話だったから。
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