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火山で読み解く古事記の謎 文春新書1122
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火山で読み解く古事記の謎 文春新書1122

蒲池明弘(著者)

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火山で読み解く古事記の謎 文春新書1122

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2017/03/01
JAN 9784166611225

火山で読み解く古事記の謎

¥550

商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2024/04/10

題して『最初はメフィスト賞受賞作品全部読もうと思ってたんだけど、ほらメフィスト賞って「面白ければ何でもあり」ってコンセプトだから、すごく特徴的な面白い作品もあるけど、ハズレもけっこうあって、うーん全作品はちょっときついかなーなんて考えてたら、おびーがけっこう読んでて、じゃあもうお...

題して『最初はメフィスト賞受賞作品全部読もうと思ってたんだけど、ほらメフィスト賞って「面白ければ何でもあり」ってコンセプトだから、すごく特徴的な面白い作品もあるけど、ハズレもけっこうあって、うーん全作品はちょっときついかなーなんて考えてたら、おびーがけっこう読んでて、じゃあもうおびーが高評価、具体的には星4以上のだけ読むことにしよう!』略して『読む!』でございます(略しすぎ) え、これメフィスト賞つか小説ですらないじゃんってお思いでしょうが、次に読む『死都日本』の下準備なんですよ まぁなんでそんなことしてるかって言うと… 題して『「死都日本」のおびーのレビューの中で、作品の中で古事記と火山活動についての描写があって、興味深いんだけど、そこで緊張感が薄れるみたいな評があって、ん?中弛みみたいな感じなんかな?じゃあ予めそのへんの知識を厚くしといたら最後まで楽しく読めるんじゃね?って感じで調べたらまさにこれじゃね?ってのがあったので先に読むことにしました!』略して『読む!』です(同じ過ち) そしたら、この本の中で『死都日本』に触れてるところがあって、うわなんか引き当ててるわって思いましたw で、内容ね「古事記神話は火山の風景と表裏一体といえるほど結びついているー。」っていう筆者の考えの根拠となるものがばーっと書かれてるんだけど、面白かったです わいってばそもそも「これってこういうことなんだよ!」って強く言われるとあーそうなんかなーって思っちゃうチャンピオンなので、あーそうなんかなーってずっと思いながら読みました うん、でもね古事記と火山の関連性 すごく説得力あったなー つかやっぱ『古事記』がそもそもおもろい 本書の中で一番おもろかったのは国造りの神様イザナギが死んでしまった奥さんイザナミをなんとか連れ戻そうと「黄泉の国」に行くんですが、そこで奥さんとの約束を破ってしまったがために黄泉の軍団に追いかけられるという話が古事記にあって、その黄泉の軍団は溶岩や火砕流のメタファーと考えることもできるってことなんですが、面白いのはそこじゃなくて、結局イザナギは大激怒した奥さんからはただただ逃げるしかなく(途中桃やぶどうを投げつけて気を引いたりするw)それは現代も神話の時代も変わらんのだなーってところでした うんうん、そやねん、甘い物でご機嫌伺いしてダメならもうひたすら逃げる!イザナギ先輩それ分かるわーw

Posted by ブクログ

2021/10/22

九州南部と出雲は西日本における火山集積地。 神々の戦いは火山活動を鎮めるための祈りの比喩的表現。 古事記の神話は縄文あるいは旧石器時代に起源をもつ可能性がある。 天岩戸=火山噴火に伴う噴煙、火山灰による現象。スサノヲ=火山説。 7300年前の鬼界カルデラの大噴火。高さ43kmの噴...

九州南部と出雲は西日本における火山集積地。 神々の戦いは火山活動を鎮めるための祈りの比喩的表現。 古事記の神話は縄文あるいは旧石器時代に起源をもつ可能性がある。 天岩戸=火山噴火に伴う噴煙、火山灰による現象。スサノヲ=火山説。 7300年前の鬼界カルデラの大噴火。高さ43kmの噴煙、30-50kmに及ぶ火砕流。関西で20cmの火山灰、関東で10cm以上、九州は30cm以上。火山の冬。 阿蘇カルデラは9万年前、姶良カルデラは3万年前、阿多の南北カルデラは10-11万年前。 火山が好きな縄文人、アンチ火山の弥生人。 天孫降臨の先鋒は女性を含む祭祀集団。コノハナサクヤ姫の火中出産、ヒに関わる名前。稲穂ではなく火。

Posted by ブクログ

2021/10/16

ワノフスキーの収蔵がなかったので、同じテーマのため借りてみた。なるほど素戔嗚尊を火山とするとあれこれ辻褄が合う。天の岩戸隠れ、日蝕は不自然だよなぁと思ったからスッキリした。 結論先出で冒頭読んで充分だった。失礼ながら著者は専門家でもなんでもないため、その後の章は些か退屈

Posted by ブクログ