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受験学力 集英社新書0875
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2017/03/01 |
JAN | 9784087208757 |
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
和田秀樹が、文字通り受験するための学力を養うためにはどうしたら良いかを説いた本。 そして現行の教育改革にも異を唱えている。 賛同できる部分もある反面、どうしても勝ち組の意見だと思ってしまう部分もあり。
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司法試験制度の改悪、ゆとり教育の失敗など よりいいようにするためにシステムを変更して 「改悪」になってしまう。 2020年から大学入試制度が抜本的に変わることにたいする 警笛。 努力で階層が逆転できるというジャパニーズドリームにとどめを刺し、アメリカ型格差社会をさらに加速させる...
司法試験制度の改悪、ゆとり教育の失敗など よりいいようにするためにシステムを変更して 「改悪」になってしまう。 2020年から大学入試制度が抜本的に変わることにたいする 警笛。 努力で階層が逆転できるというジャパニーズドリームにとどめを刺し、アメリカ型格差社会をさらに加速させるということが杞憂であることを著者は心から願っていると述べている。 こういった人の意見とか政府は無視なのかね。 責任者の所在を明らかにしてほしい。
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受験アドバイザーでもあり、大学教員でもあり、作家でもある和田氏の最新作である。 2020年問題と言われ、大学受験方式が変わる(とされる)。教育行政機関や一部の教育学者には受けがよいであろうが、教育学や教育行政の非専門家(現実の受験生や大学生高校生と対峙している人々)にすれば、今回...
受験アドバイザーでもあり、大学教員でもあり、作家でもある和田氏の最新作である。 2020年問題と言われ、大学受験方式が変わる(とされる)。教育行政機関や一部の教育学者には受けがよいであろうが、教育学や教育行政の非専門家(現実の受験生や大学生高校生と対峙している人々)にすれば、今回の改革は、日本の教育を混乱させるだけで、迷惑以外の何物でもないというのが共通の認識であろう。 とにかく、文部科学省が行う教育改革は、臨時教育審議会からおかしくなった。教育界は振り子のようだといわれるが、やる改革やる改革失敗ばかりで、どんどん悪くなっている。 私は、教育学の専門家ではないが、教育学は教育工学という分野があり、一定数の理系教員がいるため、もう少しロジカルで因果関係と相関関係との違いが理解できていると思っていたが、絶望的であるという認識に変わりつつある。 ゆとり教育が見直されたのは、世論の批判もあったであろうが、データによる説得力のある指摘があったからであろう。 この本でも指摘されているが、ゆとり推進派のリベンジであることは間違いないであろう。お抱え学者に形だけ審議をさせて、仕事をやっていると見せたいというのが見え見えで気持ち悪い。 生きる力であるとか新しい学力とかを云々するのであれば、大学での出口(学力)保証を義務づけたらいい。 和田氏も指摘しているが、これまで日本で行ってきたよい伝統をも破棄しようとしている。また、最も公平に競争できる学力一発試験をなくせば、今以上に経済格差が学力格差につながり、社内教育でさえも不可能な人材を大量に社会に送り出す結果となる。 文部科学省は、教員にきちんと教育させる環境を作ることが本来の仕事のはず。失敗することがわかりきっていることを名だたる名門大学出身の官僚が立案していることを考えると、改革が必要なのは文科省であることは間違いがない
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