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狐の飴売り 栄之助と大道芸人長屋の人々
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狐の飴売り 栄之助と大道芸人長屋の人々

宮本紀子(著者)

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狐の飴売り 栄之助と大道芸人長屋の人々

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2017/03/16
JAN 9784334911577

狐の飴売り

¥220

商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2018/10/18

一人一人、いろんな人生があるんだなあ。宮本紀子さんは本当に良いです。ふらふらへらへらした若旦那が勢いで家を出て、火打ち石すら使ったことなく、一人暮らしできんの?って。訳ありの長屋のみんなといろいろありながら、やっぱりふらふらへらへらしてるけど独り立ちした大人になって。暖かく柔らか...

一人一人、いろんな人生があるんだなあ。宮本紀子さんは本当に良いです。ふらふらへらへらした若旦那が勢いで家を出て、火打ち石すら使ったことなく、一人暮らしできんの?って。訳ありの長屋のみんなといろいろありながら、やっぱりふらふらへらへらしてるけど独り立ちした大人になって。暖かく柔らかくちょっぴり切なく。本当に良い物語です。

Posted by ブクログ

2017/11/30

さる札差屋の放蕩息子が 吉原に入れ込んだ挙句 勘当同然になって 大道芸人たちが暮らす長屋に ころがりこんでから 話が動き出す その当時の庶民の生活が 実にていねいに、じんわりと 描かれていく 物語の面白さもさることながら 長屋に暮らす 一癖も二癖もある魅力的な住人たちの この長屋...

さる札差屋の放蕩息子が 吉原に入れ込んだ挙句 勘当同然になって 大道芸人たちが暮らす長屋に ころがりこんでから 話が動き出す その当時の庶民の生活が 実にていねいに、じんわりと 描かれていく 物語の面白さもさることながら 長屋に暮らす 一癖も二癖もある魅力的な住人たちの この長屋に居つくまでの 「来し方」もなかなかのもの 巻末の参考文献の多様さが 作者宮本紀子さんの人柄が 表われているような気がします

Posted by ブクログ

2017/10/02

放蕩息子・栄之助はみなに助けられ、自立の道を目指してゆっくりと歩んでいく。 同じ長屋に住むのは大道芸人たち。 〈いろんなものを抱えて生きている〉一人一人の生き方にホロリとさせられる江戸人情噺。 登場人物の素直さに優しい気持ちになった。 インタビュー記事を読んでも 宮本紀子さんの...

放蕩息子・栄之助はみなに助けられ、自立の道を目指してゆっくりと歩んでいく。 同じ長屋に住むのは大道芸人たち。 〈いろんなものを抱えて生きている〉一人一人の生き方にホロリとさせられる江戸人情噺。 登場人物の素直さに優しい気持ちになった。 インタビュー記事を読んでも 宮本紀子さんのお人柄が見えてくる。

Posted by ブクログ

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