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漢和辞典的に申しますと。 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2017/03/01 |
JAN | 9784167908201 |
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漢和辞典的に申しますと。
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
以前、この人の本を一冊読んだと思う。 『漢和辞典に訊け』だったかな。 その時以来、気になっていた疑問が本書で解決した。 「円満字」さん、というお名前は本名なのか?という疑問だ。 漢和辞典編集者、ということは、会社員の立場がある人として、あえてペンネームなのか、とも思っていたから...
以前、この人の本を一冊読んだと思う。 『漢和辞典に訊け』だったかな。 その時以来、気になっていた疑問が本書で解決した。 「円満字」さん、というお名前は本名なのか?という疑問だ。 漢和辞典編集者、ということは、会社員の立場がある人として、あえてペンネームなのか、とも思っていたから。 それで、今回分かったのは、これが本名といえば本名だったこと。 「本名といえば」なのは、戸籍名としては旧字体だからだそうで、まあ、その字面の迫力と言ったら。 本書の最後の方にこの話が出てくるのだけれど、いろいろインパクトがありすぎて、そこまでの本の内容が吹っ飛んでしまったほど。 本書は、一字を取り上げ、見開き2ページでその字に関する面白いトピックを説明する構成。 2008年から4年間、『朝日中学生ウィークリー』に掲載したコラムを中心にして再編したもの。 大字(だいじ、改変を防ぐために用いる複雑な字)で四の書き表し方が「肆」であること自体知らなかったが、大字に変換するエクセル関数numberstringなるものが存在するとは! こんな具合に、知ってうれしいお話が随所にある。 倍くらいの紙数を費やして、もうちょっとそこ、詳しく…と思わせるところで終わる。 きっと捨てた題材がたくさんあるのだろうなあ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
書くのは正直面倒くさいけど、漢字を読むのはすごく好き。 読み方、意味だけではなく、成り立ちというストーリーがあるのが素晴らしいと思う。 さすが表意文字。 表音文字ならこうはいかない。 ただ、この本を病室のベッドで読んでいて、しみじみ年を感じてしまったのは、画数の多い似たような文字の違いがなかなか分からなくなっていたこと。 目を近づけたり遠ざけたりしながら、間違い探しのように文字の違いを探す。…しんどい。 漢字好きは若いうちの趣味なのかもしれない…なんてね。 日ごろ漢和辞典を使うのは、目にした漢字の読み方や意味を調べるとき。 しかし著者は「こんな意味の漢字はあるかな?」と調べものをしている様子。 もしかしたら逆引きの漢和辞典が世の中にはあるのかしら? 3000年も前に作られて、形を変えながら今も使われている漢字にはそれぞれ歴史の重みを感じるけれど、日々新しい言葉が生まれている今、新しい感じも時折生まれているらしい。 それもまた漢字の歴史のうちか。 ところで著者の苗字、本名なんですってよ。 素晴らしい。
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初めは期待ほど面白くなく退屈したが、だんだん面白くなってきた。 しかしこの文体は好きになれない。慇懃無礼というか、小馬鹿にされているように感じる。
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