![シリアからの叫び 亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001883/0018837680LL.jpg)
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シリアからの叫び 亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
発売年月日 | 2017/03/01 |
JAN | 9784750514451 |
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シリアからの叫び
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内戦開始初期(2012年)のシリアを取材したルポルタージュ。 本当は現地に行ってみたいのだが、それはかなわなくなった今、書籍などのメディアを通じてしか、その実情を知ることが出来ない状況のシリア。ただ、一つ困ったことがある。ジャーナリストであれ研究者であれ外交官であれ、その背景が...
内戦開始初期(2012年)のシリアを取材したルポルタージュ。 本当は現地に行ってみたいのだが、それはかなわなくなった今、書籍などのメディアを通じてしか、その実情を知ることが出来ない状況のシリア。ただ、一つ困ったことがある。ジャーナリストであれ研究者であれ外交官であれ、その背景がどうであれ、「思い」が先行してしまうケースが多いのだ。思いが先行するということは、そこに判断が生じるのだ。そして多くの場合、その判断が事実を曇らせてしまうのだ。 もちろん、あらゆる立場から書かれたメディアに接することで、自分の中のシリアを作り上げることが出来れば理想的だが、それには多大な時間を必要とする。 その意味で、本書は非常に有益な本だった。目線が「被害に遭った市井の人々(特に女性)」に固定されている以外、”思い”の色が濃くないのだ。だからこそそこで何が起こったのかを、できる限り「そこで起こったこと」に近い状況で追体験できるのだ。 戦争で被害を最も受けるのはいつも、市井の人々である。その事実に対するやるせなさが、読む者にダイレクトに伝わる作品である。
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内戦が続くシリアからの、ルポルタージュ。著者はアメリカ人女性のジャーナリスト。 欧州に住んでいるので、アメリカやヨーロッパによるシリア攻撃の報道がメインである。ところが、戦いや破壊のそもそもの始まりは、宗教の宗派の違いからのようだ。遠い日本では、現地で何が起こってどうして人が殺し...
内戦が続くシリアからの、ルポルタージュ。著者はアメリカ人女性のジャーナリスト。 欧州に住んでいるので、アメリカやヨーロッパによるシリア攻撃の報道がメインである。ところが、戦いや破壊のそもそもの始まりは、宗教の宗派の違いからのようだ。遠い日本では、現地で何が起こってどうして人が殺しあっているのか、ピンとこない人もいるだろう。本書を読むと、戦っている人たちも、もはや誰を相手にどうして戦闘をしているのかわからなくなっている人もいるようだ。政府軍か反政府かに無理やり分けられ、戦闘を続けている。凄惨な拷問や婦女暴行も頻発しているという。 最後の章はアレッポの状況を伝え、なかなか良かった。 個人的には、こういう戦争ジャーナリストは必要だとは思うが、西側の人がわざわざ戦闘地帯に入って行くのは、悲惨さを覗き見したいだけなのではないのか、とモヤモヤしなくはない。
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ちょっと古いが、戦争のリアルを知れる本。政治や歴史という大きな物語の中で、人間1人1人の小さな思いを綴った小説みたいなノンフィクション。 思いの無力さがとても歯がゆく、そして湧き上がる疑問への答えは書いていないしきっと気づいた人が自分で行動して変えて行かなければいけないのだろう。...
ちょっと古いが、戦争のリアルを知れる本。政治や歴史という大きな物語の中で、人間1人1人の小さな思いを綴った小説みたいなノンフィクション。 思いの無力さがとても歯がゆく、そして湧き上がる疑問への答えは書いていないしきっと気づいた人が自分で行動して変えて行かなければいけないのだろう。 で、どうしたらいいのか?考えさせられた。
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