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頼山陽とその時代(上) ちくま学芸文庫
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頼山陽とその時代(上) ちくま学芸文庫

中村真一郎(著者)

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頼山陽とその時代(上) ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2017/03/10
JAN 9784480097781

頼山陽とその時代(上)

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2024/01/12

☆4.5 頼山陽は精神病だった  吉田松陰を知るにあたり、松蔭が影響を受けた頼山陽の伝記を読まうとおもった。  精神病視点で頼山陽を捉へるこころみで、中村自身の鬱病的経験を踏まへてゐる。さう照し合はせてみると、かなり的を射てゐる。そして精神病にもとづく推測が剴切に思はれてくる。...

☆4.5 頼山陽は精神病だった  吉田松陰を知るにあたり、松蔭が影響を受けた頼山陽の伝記を読まうとおもった。  精神病視点で頼山陽を捉へるこころみで、中村自身の鬱病的経験を踏まへてゐる。さう照し合はせてみると、かなり的を射てゐる。そして精神病にもとづく推測が剴切に思はれてくる。  徳川期の遠い時代といふ印象の人物が、いつのまにかわれわれに卑近に迫ってくる感じだ。両親の厳しさと甘やかしは、いまと変らない。  徳川期になかった概念(当時は狂人扱ひしたもの)を、近代の精神病として捉へることで、頼山陽の実像が理解できる。  私としては、頼山陽は発達障害をかかへてゐたのではないかとおもった。

Posted by ブクログ