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芭蕉庵捕物帳 光文社文庫
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芭蕉庵捕物帳 光文社文庫

新宮正春(著者)

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芭蕉庵捕物帳 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2017/03/09
JAN 9784334774493

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2023/11/01

「新宮正春」の連作時代小説『芭蕉庵捕物帳』を読みました。 ここのところ時代小説が続いていますね。 -----story------------- 俳諧好きの本所廻り同心「笹木仙十郎」の師匠は粗末な庵に寓する「桃青」という謎めいた中年男。 医学の心得を持つ「桃青」は、死骸検めや下...

「新宮正春」の連作時代小説『芭蕉庵捕物帳』を読みました。 ここのところ時代小説が続いていますね。 -----story------------- 俳諧好きの本所廻り同心「笹木仙十郎」の師匠は粗末な庵に寓する「桃青」という謎めいた中年男。 医学の心得を持つ「桃青」は、死骸検めや下手人捜しの知恵袋としても、「仙十郎」には頼もしい存在だった――。 「堀田大老」刺殺事件、生類憐れみの令、そして赤穂浪士の討入りなど、騒然たる五代将軍「綱吉」の治世に起きた事件に材を採った時代推理の傑作。 単行本未収録作を加えた増補版! ----------------------- 社光文社が発行している小説誌『別冊小説宝石』と『小説宝石』に1989年(平成元年)から1994年(平成6年)に掲載された連作小説10篇を収録した作品です。  ■黒鍬者(くろくわもの)又七の死  ■鎌いたち  ■野ざらし  ■初しぐれ  ■旅の笈(おい)  ■薄紅葉(うすもみじ)  ■みなし栗  ■花かつみ  ■蝶のかたみ  ■本所松坂町の雪 俳諧好きの本所廻り同心「笹木仙十郎」に事件解決の糸口を与える俳句の師匠「芭蕉庵桃青」とは本当は何者なのか、、、 下肥汲みの元締めの首つり死(『黒鍬者又七の死』)、 生類憐みの令に絡んで「芭蕉」の庇護者「杉風」を強請る鳥指しへの始末(『鎌いたち』)、 元数寄屋坊主夫妻の焼死事件と「堀田正俊」殿中刺殺事件(『野ざらし』)、 「紀伊國屋文左衛門」の勃興の謎と材木置場で行き倒れの男(『初しぐれ』)、 大川端で見つかった首なしの若い女の背景にした陸奥磐城平七万石「内藤家」のお家騒動(『旅の笈』)、 永代寺での勧進相撲とタニマチの旗本奴と平戸松浦藩の確執(『薄紅葉』)、 小名木川縁のどぶに頭から突っ込んで死んだ板木彫り殺しが、膳所藩のもぐさと売薬のPR騒動(『みなし栗』)、 「芭蕉」が「曽良」を連れて奥州へ出立、「曽良」の素性と白河藩のお家騒動(『花かつみ』)、 赤穂浪士の討ち入りモノ… 「其角」の仲間「子葉」が赤穂浪士の一人「大高源吾」であった(『本所松坂町の雪』)、 と、「仙十郎」が関わった様々な事件を、監察医的な役割の「桃青」からの新たな可能性の示唆を参考に解決していく展開… でも、「桃青」は都合の悪い事実は隠したりもするので、清廉潔白な役柄ではないので好き嫌いが分かれるかもしれませんね。 実際の史実を舞台にしていることもあり、やや詰め込み過ぎな感じかな… やや消化不良気味でした、、、 俳句がわかればもっと愉しめたかと思います… やや物足りなかったのは、私の教養不足もあるんでしょうね。

Posted by ブクログ

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