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「イノベーション大国」次世代への布石 異次元の成長を遂げたシンガポールの未来戦略と日本の活路
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BP社 |
発売年月日 | 2017/02/01 |
JAN | 9784822236830 |
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「イノベーション大国」次世代への布石
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商品レビュー
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真実を歪める、シンガポール政府のプロパガンダ本
私は実際に過去にシンガポール国立大学で教え、シンガポールを研究した学者であるが、この本のいい加減な内容には、ほとほと呆れざるを得ない。私が現地や日本で調査した限り、シンガポールへ研究開発やイノベーションの目的で投資し、長期的に投資に見合うリターンを得た日本企業(つまり成功した日本...
私は実際に過去にシンガポール国立大学で教え、シンガポールを研究した学者であるが、この本のいい加減な内容には、ほとほと呆れざるを得ない。私が現地や日本で調査した限り、シンガポールへ研究開発やイノベーションの目的で投資し、長期的に投資に見合うリターンを得た日本企業(つまり成功した日本企業)は、これまで一つもない。 この本は、全くの素人が、自分の目で確かめず、シンガポール政府の言うままに書いた、プロパガンダ本である。よくシンガポールについての本にありがちだが、要は「シンガポールに投資すれば儲かる」、「日本はシンガポールを見習え」と言えば本が売れると思って、自分で物事の裏側を調べず、シンガポール政府や日本企業の都合の良い部分のみを書いている。 この本には、日本企業がどれくらいシンガポールに投資したか、つまりお金を使ったかを書いているが、いったいどれくらいその投資が成功したかについてほとんど書いていない。どの企業の例も、最後に「今後が期待される」と言うようなことを書いてごまかしている。 また、シンガポールから研究活動を撤退した会社は非常に多いが、この本はそのことを書いていない。たとえば、20ページに、複数の欧米の製薬会社の研究所の設立について書いているが、この本が出版された2017年時点には、すでにこれらの企業のほとんどがシンガポールから撤退していた。日経BPは事実確認もせず、(おそらくシンガポール政府の言うがままに)、これら欧米企業の研究所のことを書いたのである。 こういう本にありがちだが、本の中に出てくる日本企業としては、シンガポールへの進出を正当化しなければ株主からたたかれるので、全く投資効果がなくても、結果が良いように言うか、「今後が期待される」と言ってごまかすだけである。この本はまさにその典型例で、全く信用できない。 また、この本はシンガポールの政策をベタ褒めである。最後の章はシンガポール経済開発庁(EDB)の長官が執筆しているが、このことからも、この本が中立ではないことは、明らかである。 シンガポールの政策には大変多くの失敗があるが、建国以来ずっと同じ政党(国民行動党)の独裁政権で、その独裁政権がメディアも管理しているため、この失敗が表に出てこないだけである。 この言論弾圧は、今も厳しく、外国人であっても誰であっても関係なく、裁判もなく逮捕されて、牢屋に入れられる。このため、(私を含めて)現地で真実を知っている人も、なかなか裏の真実を書けない。書けば、牢獄入りや、国外追放である。要は、問題となっている、中国共産党の香港市民への弾圧のようなことを、シンガポール政府はずっと行ってきている。 シンガポールをきちんと研究すれば、裏側の事実を知ることができるが、残念ながら、そうしたことをきちんと書いている研究者は極めて少ない(例えば、岩崎育夫氏の「物語 シンガポールの歴史」や、盛田茂氏の「シンガポールの光と影」は裏側についてもきちんと書いている)。 なお、国内外の著名人や出版社が、シンガポール政府から多額のお金をもらって、シンガポールの宣伝をしているため、これに騙される人も多い。中央公論新社の「シンガポール - スマートな都市、スマートな国家」などは、まさにそうだ。 各人が良書を選んで、きちんと真実を見分ける力があれば騙されないはずだが、シンガポールについてはあまりにもプロパガンダ本が多いためか、プロパガンダ本の嘘を見抜けない人があまりにも多いようである。これは、本当のシンガポールを知る人間としては極めて残念で、シンガポール市民や、シンガポールで搾取されている外国人労働者のためにも、著者はきちんと真実を調べて書き、さらに読者は情報を読みとる力を持つべきだと思うし、早くそうなるよう祈る。
クリスマス
シンガポールに進出している企業の具体的な取り組み事例集。治安が良く、労働者のレベルも高く、また情報もお金も集まっている国、シンガポール。制度や規制についても、柔軟にやりながら考えるという政治的風土があります。 各企業の事例にもあるように、ここを拠点にして、アジア展開することはもっ...
シンガポールに進出している企業の具体的な取り組み事例集。治安が良く、労働者のレベルも高く、また情報もお金も集まっている国、シンガポール。制度や規制についても、柔軟にやりながら考えるという政治的風土があります。 各企業の事例にもあるように、ここを拠点にして、アジア展開することはもっともっと進められていいと思います。昨今は香港が政治的に微妙な状況になってきたのでなおさらです。
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