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戦後日本教育方法論史(上) カリキュラムと授業をめぐる理論的系譜
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ミネルヴァ書房 |
発売年月日 | 2017/02/01 |
JAN | 9784623078585 |
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戦後日本教育方法論史(上)
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9章 共同学習と学習集団 歴史的背景から共同学習の変遷が書かれていた。 科学的認識を獲得することを目的とした集団学習なのか、 集団作りといったコミュニケーション能力等の育成、訓育を目的とした学習集団なのか。様々な研究者と、全生研といった生活指導に振り切った立場の整理がされている...
9章 共同学習と学習集団 歴史的背景から共同学習の変遷が書かれていた。 科学的認識を獲得することを目的とした集団学習なのか、 集団作りといったコミュニケーション能力等の育成、訓育を目的とした学習集団なのか。様々な研究者と、全生研といった生活指導に振り切った立場の整理がされている。 誰がどの立場を取っているかが分かりづらいものの、社会構成主義的な学習論を論拠とするか、非認知(本書では学習規律や集団の中での民主的な資質を指していると考える)の育成、訓育をメインとした教科学習をメインとするかの二項対立の中で揺れ動いてきたようにみえる。 後半はこういった集団論的学級集団とは違う、 『学び合い』といった流動的な関係作りや、ワークショップ的な学びになど様々なものが存在する。 これは、共同▶協同▶協働となっていく実践の違いを示しているものと思われる。 この本から、実践としての学級集団づくり、もしくは学習の際の集団学習にどのような示唆が得られるだろうか。 グループ活動、集団学習を、科学的認識を獲得するために取り入れた際、訓育の面と陶冶の面で評価しびゅぎょうかいぜんにつなげて行く必要があるだろう。 10章 身体性
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