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滔々と紅 ディスカヴァー文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売年月日 | 2017/02/25 |
JAN | 9784799320440 |
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商品レビュー
3.9
33件のお客様レビュー
今、行ける吉原 大飢饉で餓鬼と乞食と屍人が溢れる地から吉原へ売られてきた少女の一生のお話。 吉原の生活はもとより姉女郎(先輩)とのやりとり、昇進、禿(後輩)との関係など、作者は昨日まで吉原で生活していたのではと思うほどリアルかつわかりやすく描かれている。うっかりすると「〜あり...
今、行ける吉原 大飢饉で餓鬼と乞食と屍人が溢れる地から吉原へ売られてきた少女の一生のお話。 吉原の生活はもとより姉女郎(先輩)とのやりとり、昇進、禿(後輩)との関係など、作者は昨日まで吉原で生活していたのではと思うほどリアルかつわかりやすく描かれている。うっかりすると「〜ありんす。」が移りそうになるくらい。 とても面白く読んだが、恐ろしいのは人の慣れ、順応性の高さだと感じた。
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第一回本のサナギ賞受賞作。サナギの名の通り、文芸に新風を起こした新人賞である。 天保の大飢饉のとき、九歳の少女駒野は、飢饉の村から吉原へ売られていった。吉原での苦界のなか、数多くの仲間、女たちが死に、彼女は、最後にどこへ向かったのか。どのような人生を送ったのか。
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絶望的な飢饉の村から吉原に売られた少女は、やがて遊郭でとんとん拍子に花魁にまで成り上がり、情夫をこさえてまんまと足抜けを果たし、自分のために身を盾にして死んだ禿の魂を救うべく長崎へ。その地で暫しの平穏な暮らしを過ごした後、病を得て儚くなる。村を出てから二十三年後のことであったそう...
絶望的な飢饉の村から吉原に売られた少女は、やがて遊郭でとんとん拍子に花魁にまで成り上がり、情夫をこさえてまんまと足抜けを果たし、自分のために身を盾にして死んだ禿の魂を救うべく長崎へ。その地で暫しの平穏な暮らしを過ごした後、病を得て儚くなる。村を出てから二十三年後のことであったそうな。 本編開幕の天保八年八月は大阪で大塩平八郎の乱が起きた頃。少女の暮らす奥州の村では地獄絵図が広がっていたが、苦界、吉原では飢えることもなく、時折脱走にしくじった遊女の折檻や、痴情がもつれた相対死の騒動は起きるものの、総じてほのぼのゆったりと平穏な時が過ぎている様な印象であった。振られ続けて逆上した武士の客が刀を振り回すまでは…。
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