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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2017/02/20 |
JAN | 9784103507611 |
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商品レビュー
3.8
38件のお客様レビュー
同著者の作品EXITが面白かったので、遡る形で読みました。一人の青年の苦悩とバブル崩壊以降の日本経済の疲弊の裏側を垣間見たような気がします
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この本の前に読んだEXITの前作にあたるもの。EXITに登場していた古賀の半生が描かれる内容になっているので、こちらを先に読んだ方が良かったかも。 内容的には1980年代のバブルに始まり、その崩壊やその過程での損失隠し、2000年代に入ってからは東芝やオリンパスの事件をモデルにし...
この本の前に読んだEXITの前作にあたるもの。EXITに登場していた古賀の半生が描かれる内容になっているので、こちらを先に読んだ方が良かったかも。 内容的には1980年代のバブルに始まり、その崩壊やその過程での損失隠し、2000年代に入ってからは東芝やオリンパスの事件をモデルにしたような事件まで、古賀の過去と、現在とが段々と近づき繋がる形で物語は展開していく。EXITが日銀の異次元の金融緩和のみがテーマだったことに比べると、こちらは過去の懐かしいとも思える金融事件が次から次へと舞台に上がってくるので、読み応えとしてはEXITよりはこちらの不発弾の方があるかも? この数十年、いろんな金融ブローカーがいろんな場面で暗躍したのだろうけど、それを1人にまとめるとこんな感じになるこかなと。 EXITと構図は似ていて、古賀のいろいろな側面を描きながら、古賀に対する捜査の手が迫り、最後はEXITを先に読んでしまっていたので、自分で自分にネタバレしてしまった感じになってしまい、そこが少しもったいなかった。
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「Exit」を読む前に読むべきでした。「Exit」を読んだときにあった違和感が氷解しました。古賀遼という主人公にあまり感情移入できないが、80年代以降の金融制度が漫画を読むようによくわかる内容で「Exit」ともども勉強になりました。
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