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伯爵と革命のカナリア キャラ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2017/02/25 |
JAN | 9784199008696 |
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伯爵と革命のカナリア
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伯爵と革命のカナリア
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「カナリア」だというだけで差別され、虐げられてきたノワール。そんな中で引き取ってくれたシルヴェストルのことを怖がってしまったのは、仕方がないと思う。でも、「怖がる必要がない相手」であるシルヴェストルに引き取られたのは、かなりの幸運だっただろう。お互いが大切すぎて、一歩踏み出すこと...
「カナリア」だというだけで差別され、虐げられてきたノワール。そんな中で引き取ってくれたシルヴェストルのことを怖がってしまったのは、仕方がないと思う。でも、「怖がる必要がない相手」であるシルヴェストルに引き取られたのは、かなりの幸運だっただろう。お互いが大切すぎて、一歩踏み出すことができない2人を見るのは、かなり焦れったかったけれど。 子供の頃にこんな環境で育ったにも関わらず、周りのことを考えられる真っ直ぐなノワール。こんなノワールだからこそ、シルヴェストルも好きになったのだろう。と思った。
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▼あらすじ 美しい白い翼に、天使の歌声をもつ有翼人種――通称カナリア。 愛玩品として見せ物小屋で歌うことを強いられていたノワールは心も声も枯れ果てていた。 「そのカナリアは、私が言い値で買おう」 そんなノワールを冷たい声で買ったのは美貌の貴族の男・シルヴェストル。 不機嫌そうな新...
▼あらすじ 美しい白い翼に、天使の歌声をもつ有翼人種――通称カナリア。 愛玩品として見せ物小屋で歌うことを強いられていたノワールは心も声も枯れ果てていた。 「そのカナリアは、私が言い値で買おう」 そんなノワールを冷たい声で買ったのは美貌の貴族の男・シルヴェストル。 不機嫌そうな新しい主人に、ノワールは怯えるばかりで…!? 王政への不満が募る革命前夜、身分差の愛に、激しい嵐が吹き荒れる!! *** 表紙の雰囲気と“革命”という言葉からシリアス寄りで耽美なお話なのかな?と勝手にイメージしていたのですが、蓋を開けてみたら思いがけず甘々なお話で、300ページもある割にはとっても読み易い作品でした。 作者さんもあとがきで仰っている通り、フランス革命を連想させる緩い歴史ファンタジー仕様のお話になっているのですが、本に厚みがあるからと言って読んでいてハラハラするような重厚なストーリーを期待して読むと少し拍子抜けするかな?って思うくらいにはライトな印象でした。 私は甘々なお話は勿論、身分差やファンタジーといった設定が大好きなので、最後までそれなりに楽しく読めはしたのですが、もう少し読み応えのあるストーリーを期待していただけに、惜しいなと思う部分が多々ありました。 ただ、これで読み応えバッチリな本格的な歴史ファンタジーものにするとなると革命がテーマなだけにどうしても血腥くなってしまったり、全体的に重たくなってしまうと思うので、これはこれで良かったのかな、とも思ったり。 特に、疲れている時や重たい話を続けて読んだ時の箸休めに読むには糖度高めなので丁度良い作品かもしれません。 個人的にはストーリーよりもキャラ達に魅力を感じたかな。 リュリュなんて脇キャラにしておくには勿体無いくらい魅力的に描かれていましたし、執事のハインリヒも作者さんが熱を入れているだけあって「私もこんな執事ほしい…!」と羨んでしまうくらい素敵でした。 カナリアという有翼人種もファンタジー好きには楽しめる設定でしたし、とりあえず攻めが受けを溺愛するお話が好きな方だったら、まず問題なく楽しめる作品かと思います(^^) 因みに、穂波ゆきね先生のイラストは作品の雰囲気に合っていて文句無しに素晴らしかったです。(特にリュリュの挿絵が良かった…!)
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