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ホセ・ムヒカと過ごした8日間 世界でいちばん貧しい大統領が見た日本
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 汐文社 |
発売年月日 | 2017/01/01 |
JAN | 9784811323640 |
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ホセ・ムヒカと過ごした8日間
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ホセ・ムヒカと過ごした8日間
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前ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏の来日公式記録本。 ムヒカ前大統領のことは、あの国連でのスピーチで知り、その時に彼が語った言葉に感銘を受けました。 この本ではその時に聞いた言葉だけではなく、他の言葉も書かれていますが、ムヒカ氏の言葉を通して今回もまた教えられました。また、自分...
前ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏の来日公式記録本。 ムヒカ前大統領のことは、あの国連でのスピーチで知り、その時に彼が語った言葉に感銘を受けました。 この本ではその時に聞いた言葉だけではなく、他の言葉も書かれていますが、ムヒカ氏の言葉を通して今回もまた教えられました。また、自分自身を顧みて、出来ていないことも教えられました。 日本にもこのような指導者がいればと思う。
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友人に教えてもらった「世界でいちばん貧しい大統領」ホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領。 「こんなすごい人がいる。憧れている」と熱く語る友人の顔を思い出して、図書館で手に取る。 昨年4月に待望の来日を果たした際の動向と、氏の発言が詳しく、わかりやすく載せられている。 「物事の本質を...
友人に教えてもらった「世界でいちばん貧しい大統領」ホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領。 「こんなすごい人がいる。憧れている」と熱く語る友人の顔を思い出して、図書館で手に取る。 昨年4月に待望の来日を果たした際の動向と、氏の発言が詳しく、わかりやすく載せられている。 「物事の本質を見つめてきた人の言葉はシンプルで深く、受け取る側が自身で掘り下げていくことを要求する。それらの言葉を自分のものにしていくには時間がかかるが、その時間を味わうことが自分を豊かにする」--珠玉の言葉の数々を味わい続け、身で読む自分でありたい。 【以下抜粋】 「熱狂は危ない。狂信は必ず、異質なものへの憎しみを生む。憎しみの上に、善きものは決して築けない。異なるものにも寛容であって初めて、人は幸せに生きることができるんだ」 「政治には多くの欠陥があるが、それは人間が完璧ではないからだ。政治をあきらめてはいけない。あきらめてしまったら、変革は絶対に起きない」 「私の知っている人で一番頭がいいと思うのは、スペインのホセ・レグラメンという方です。おそらくみなさんはご存じないでしょう。フランコ独裁政権になる前の共和制だった時代に文化大臣を務めた人で、大学の先生でもありました。この方は、いまだに私の心を打つ素晴らしい先生です。素晴らしい教師は、弟子の心を永遠に打ち続けるものなのです」 「自由とは、他者がしたいことを妨害するものではありません。質素でつつましい暮らしをすることは、私が本当にしたいことをする時間が増えることを意味します。それが私は自由だと思っています」 「麻薬自体よりも麻薬を取り引きする組織のほうがもっと悪いのです。麻薬の消費や中毒から抜け出すことはできても、いったん麻薬組織に捕まってしまったら抜け出すことはできませんからね」 「富や技術が素晴らしい効果をもたらしたのは確かなことです。150年前に比べれば、寿命は40年長くなっています。しかしいっぽうで、私たちは毎分100万ドルを軍事費に使っています。世界の62人が持っている富と、人類の半分が持つ富が同じという時代に生きているのです」 「貧しく生きるべきだとか、修道士のような厳格な生活をしなきゃいけないと言っているのではないのです。富に執着するがゆえに絶望にかられて生きるようにはなってほしくないのです。そうではなくて、愛情を育んだり、子どもを育てたり、友人を持ったりすることが、人生において本当に大切なことだと思いますよ」 「そうした良き日本の文化が西洋化によって埋葬され、見えなくなっているのではないですか? つまり、私のメッセージが注目されているというより、私のメッセージの底流にある日本の文化との類似性が、日本の人びとの心に訴えるのではないかと思うんですけれどね」 「大学で勉学しているみなさん、どうか社会に手を差し伸べてください。大学で学ぶチャンスを得られたみなさんは、大きい責務も負っています。チャンスを得ることができなかった人や、子どもや老人という脆弱な人たちのために役に立つ責任です」 「人生でもっとも重要なことは、歩き続けることです。歩き続けるとはどういうことでしょう? それは、転ぶたびに起ち上がり、新たに始める勇気を持つことです。打ち負かされても、再び立ち上がるということです」 「情報に『中立』はあり得ないということは覚えておくべきです。なぜならば情報は、人間によって作られるものだからです」 「ムヒカさんは、私たちのジャーナリストとしての仕事を尊重しています。そのためだと思いますが、一度たりとも『私に投票してくれたかい?』とか『誰に投票したのか?』などと聞きません。また、私たちの職場の上司や会社のオーナーに、『ダンサやトゥルボヴィッツはこんなことを言ってたよ』などと話すことも一切ありませんでした」(アンドレス・ダンサ氏。ムヒカ氏に同行して来日したジャーナリスト。ムヒカ氏を20年にわたって取材し続けている) 「みんな、自分がすべきことの答えを私に求める。まるで、私がすべての処方箋を持っているかのようだ。処方箋は自分で作り上げるものなのに」 (いままでもっとも幸せに感じたのはいつかを問われ、しばらくじっと考え込んで) 「長年投獄されていた刑務所から出て、雨の中を散歩したときです。雨のしずくが顔を伝って口に入り、舌に触れた瞬間です」(通訳の人は涙が止まらなかったという)
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