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わたくしたちの旅のかたち 好奇心が「知恵」と「元気」を与えてくれる
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 秀和システム |
発売年月日 | 2017/02/01 |
JAN | 9784798049144 |
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わたくしたちの旅のかたち
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3.2
6件のお客様レビュー
兼高かおるさんと曽野綾子さんの旅をテーマにした対談。 対談ものの本をこんなにワクワク楽しい気持ちで読めたのは初めてです。 兼高かおるさんといえば「兼高かおる世界の旅」(1959~1990年放送)が有名ですが、私も親がこの番組のファンであったため、モノごごろ付くころにはもう当たり前...
兼高かおるさんと曽野綾子さんの旅をテーマにした対談。 対談ものの本をこんなにワクワク楽しい気持ちで読めたのは初めてです。 兼高かおるさんといえば「兼高かおる世界の旅」(1959~1990年放送)が有名ですが、私も親がこの番組のファンであったため、モノごごろ付くころにはもう当たり前にこの番組を見ていました。 きっと海外に興味を持つようになったのもこの番組がきっかけだったのだろうな、と今になって思います。 お二人とも戦後から現代にわたって長年にわたって数えきれないほど旅をされており、その体験談はどれも興味深く感じました。好奇心、知識欲が素晴らしいです。 その国々の文化・風習の違いなどの違いを受け入れ、尚且つ日本人として誇りをもって海外の方と接しているな、と感じました。 長年の旅ですから、その国々の変化なども色々感じ取っていることと思います。 お会いした方々の面々もすごい! ケネディ大統領、サルバトール・ダリ、フジモリ大統領、鄧小平‥‥。 お二人とも語り口がとても上品なのですが、それがちっとも嫌みに感じず自然。 曽野綾子さんは名前は昔から知っていましたが、恥ずかしながらまだ本を読んだことがありません。キリスト教信者なのでそういった視点での本が多いようですが、こういった旅をたくさんして色んなことを吸収された方はどのような本を書くのか、興味が湧いてきました。 本当の旅の面白さは、ただ観光地を見て、有名なお店で食事をすることではなく、もっと現地に入り込んで、そこの空気を感じ取ることなんですよね。 私には好奇心はあったけれど、一歩踏み出す勇気がなかったので、もったいない旅をしてきたなぁ~と思います。
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兼高かおるさんと曽野綾子さん、お二方の、旅にまつわる対談集です。このお二人のどこに接点があるのかしらと思っていたら、お二方とも、学校は違うのですけれど、ミッションスクールのご出身なのですね。ご年齢がお近いこともあって、まるで同窓生のような、和やかな感じのお話ぶりでした。おふたりと...
兼高かおるさんと曽野綾子さん、お二方の、旅にまつわる対談集です。このお二人のどこに接点があるのかしらと思っていたら、お二方とも、学校は違うのですけれど、ミッションスクールのご出身なのですね。ご年齢がお近いこともあって、まるで同窓生のような、和やかな感じのお話ぶりでした。おふたりとも、社会の一線で活躍してきた、トップキャリアで、幼い頃単純に『世界の旅』を見ていて憧れたのとは、また違う感じで本を読みました。 この方々の旅の経験や、人生の経験は、それは豊かで素晴らしいものです。TVや小説を通して、多くの人にそれを手渡して来られたことは、言うまでもなく、一層素晴らしいです。お二人が名門のお育ちであることを取り沙汰される方もおいでかもしれませんが、時代を考えれば、ある恵まれた人々から、行動のきっかけが生まれ、それが多くの人に広まったことは、不思議ではないのです。 でも、うーん。お二人が打ち解けてゆくに従って、確かにちらりと、ご自身より下のクラスだと認識してらっしゃる人に対して、若干目線が冷たいような感触を感じました。教育水準も高く、リベラルな考え方もお持ちだと思っていたのですが…。冷たいなって思ったのは、私の錯覚かしら。けれどまあ、それも些細なことです。何故だと思われますか? 南米・アフリカ・中東…通常私達が行ったことが少ない国での旅。政治のリーダーたちの佇まい。風習や文化に対する見識や経験を、そこから知ることが出来るからです。お二人の魅力的な所、得難い経験を素直に受け取って、では自分も、ここまでとは言わないけれど、海外に行ってみようか、とか、そういう、自分にあった行動が起こせればいいのであって…。面識もない親から二代目のファンが、事細かに印象を悪くするなんて、意地が悪くて馬鹿げている、と私は思うのです。ですから。 行動的に世界をたくさん歩いた、チャーミングな先輩がいらしたんだなあ。日本を旅するのも、また機会を見て海外に旅するのも、色んなことが落ち着けばいいんじゃないかな、と思いながらページを閉じました。
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海外が一般的でなかった時代を知っている人の話は興味深い。一方で、海外旅行に行くことが出来るような名門の出ととそうでない人との格差が確実に存在するということも同時に感じた。
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