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世界手芸紀行 アジア、アフリカ、ヨーロッパ、中米の手仕事をつなげる日本人女性たち
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本ヴォーグ社 |
発売年月日 | 2017/02/01 |
JAN | 9784529056304 |
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世界手芸紀行
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商品レビュー
4.7
3件のお客様レビュー
大阪谷町にある東欧雑貨店「チャルカ」が大好きで、店主 久保よしみさんの寄稿と店舗紹介が掲載されている本書を取り寄せた。 季刊誌『毛糸だま』で連載されている同名の特集を編集。世界各地の手仕事やその商品を日本に紹介している方々が、それぞれ担当の国について執筆されている。 手先が器用...
大阪谷町にある東欧雑貨店「チャルカ」が大好きで、店主 久保よしみさんの寄稿と店舗紹介が掲載されている本書を取り寄せた。 季刊誌『毛糸だま』で連載されている同名の特集を編集。世界各地の手仕事やその商品を日本に紹介している方々が、それぞれ担当の国について執筆されている。 手先が器用だったら(制作過程とか)解説への理解もより深まっただろうけど、普段手作業に疎くても充分楽しかった。読んでいる間だけでも穏やかな気持ちに浸れる。あと自分でも意外だったのが、「手芸やってみようかな…」という考えに及んでいたこと。 そう思わせてくれたのは、各国手工芸品の温かみを帯びた風合いやそれらを日本に紹介する方々の理念だった。 冒頭の久保よしみさんが本書で担当されたのは、ハンガリーの刺繍カロチャ。 白地にパンジー等カラフルな花々が刺繍されているのが特徴で、自分も「チャルカ」のお店で購入したことがある。他の国にも花々を刺繍した作品はあるが、個人的には寒色も入った落ち着いた色合いのカロチャが好きかも。 カロチャは木枠を使わず、表面の糸をゆったりと揃え、花をふっくらと見せるのが特徴。実際手にした時にザラついた感触がなかった理由はそこにあったのか!と今さら納得。 日本との架け橋になっている方々の、国を知り活動を始めるきっかけや紹介方法も様々だ。 最初から現地の手工芸品が入り口だった人、旅行先・家族の転勤先で現地の存在を知った人。久保さんのようにお店やオンラインショップを開設したり、年に数回日本で展示会を開いたり…etc. 現地への手芸ツアーを組まれている方も結構いらっしゃり、どれも充実してそうで普通に参加してみたい行程である。 「”何をしたいか”よりも”どこに住みたいか”が大事。自分が住むと決めた国の悪口を言わず、生活習慣など否定せずに受け入れること」 これはメキシコのオアハカ刺繍を紹介している櫻井陽子さんの言葉だが、これは皆様に共通している理念だと思う。「何をしたいか」を決めるのは、第二の故郷と呼べるようなお気に入りの場所を見つけてからで良い。皆が皆手工芸に通じていた訳ではなく、辿り着くまで苦労された方もいた…。 不器用な自分はこの辺で励まされたようだ。 極め付きは西ティモールの民族文化を調査されている岡崎真奈美さん。 日本の会社を退職、大好きだった民族の布を探しに一人島々を旅する。他の方とは少し異色、だけど引けを取らずガッツがありそう。活動拠点とする西ティモールという国の珍しさもさることながら、粘り強く現地を渡り歩く様子はかの辺境作家高野秀行氏を彷彿とさせる。 写真をモノクロで撮られる理由も個人的に好きで、「美しさは強さや厳しさを礎にしていると思う。色を除くことで模様の形や素材感、村人の皮膚や大地の感触がより鮮明に写り込むのではないか」という。究極の「考えるな、感じろ」理論。色彩にばかり目移りしていた自分への歯止めにもなった。 物を慈しみ、制作に携わった人々に想いを馳せるだけでも物は決して風化しない。手芸への意欲が消えぬうちに、新装版も読んでおかねば。(実践は?笑)
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オヤとカロチャに興味津々。 ボンジュクは意外に歴史が浅いというか、一時のブームだったとは…。 あとかぎ針のトゥーオヤの方が簡単で針のイーネオヤが衰退しつつあるとは知らなかったぁ。 まぁ確かに、かぎ針ならあるしちょこっとやるならトゥーオヤがやりやすそうとは思っていたけれど。 それぞ...
オヤとカロチャに興味津々。 ボンジュクは意外に歴史が浅いというか、一時のブームだったとは…。 あとかぎ針のトゥーオヤの方が簡単で針のイーネオヤが衰退しつつあるとは知らなかったぁ。 まぁ確かに、かぎ針ならあるしちょこっとやるならトゥーオヤがやりやすそうとは思っていたけれど。 それぞれにそれぞれの良さがあるので、絶えないで続けていって欲しいなぁと思いますわ…。 針のイーネオヤの繊細さは憧れますもの。 ハンガリーはやっぱりチャロカの人だった!(笑。 ロシアの指人形を紹介してる方も本を読んだことあるかも。 あぁ~、どれもこれもかわいいし素敵!
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見事な、あまりに美しい手仕事のオンパレード。ため息が出るような刺繍、織物、カゴ製品たち。各国の手仕事と、それらを伝えようとする日本人女性たちがそれぞれ紹介されていて読み応えのある構成になっている。 最後の方で、プチポワンの久家道子さんも登場されていた。
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