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いま生きる「資本論」 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2017/02/01 |
JAN | 9784101331782 |
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いま生きる「資本論」
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商品レビュー
3.9
16件のお客様レビュー
①資本主義社会に生きる以上、とりあえずは競争に勝ったほうがやりやすい 熟練労働者になる それだけでは大金持ちにはなれないが、そもそも大金持ちになることが正義なのか?本当にそれがやりたいことなのか? 流行りに流されないこと ②直接的人間関係(カネと離れた相互依存関係)の領域を作...
①資本主義社会に生きる以上、とりあえずは競争に勝ったほうがやりやすい 熟練労働者になる それだけでは大金持ちにはなれないが、そもそも大金持ちになることが正義なのか?本当にそれがやりたいことなのか? 流行りに流されないこと ②直接的人間関係(カネと離れた相互依存関係)の領域を作ること 本のやり取り、家庭菜園仲間、しじみを飼う、、、 相性の合う友達が10人もいれば人生は充分なのでは 1.恋とフェチズム ●マルクス ①革命家の魂 共産主義を起こしたい ②観察者の魂 資本主義とは? ②を主として読んでいく ●講座派と労農派 講座派は天皇「制」をまずは打破し、資本主義になったところで2段階目の革命を行いたい 労農派は、すでに天皇制は崩壊しているので、一度の社会主義革命で事足りると考えている 天皇「制」という言葉は、共産主義者しか使わない 制度ということは可変だから ●価値と使用価値 価値 ボールペン 100円 ピザ1,000円 使用価値 ボールペン 書く ピザ 食べる 貨幣は必ず商品になるが、商品は必ずしも貨幣になるのは限らない 【商品は貨幣に恋をするが、真の恋が平らかに進んだ試しがない】 ボールペンが100本あったり、ピザが100枚あったら貨幣にならない可能性があるが、貨幣はいくらあっても良い=フェチズム 2.どうせ他人が食べるもの 論文を書くにはまず型を覚えなさい ミスプリントの箇所を変えることで、どの新聞社が漏らしたのかわかる アサドに潜入していたモサドのスパイ 捕まってなお、ミスプリントのない電報を打つことで敵の手に落ちた事を知らせた 資本欄は商品から始まる 資本家にとって商品は儲けるためならなんでも良い=食品偽装もおこる 地主階級、資本家階級、労働者階級 この三者に搾取はあるが(合意はあるが)収奪はない 公務員・官僚は社会から収奪するもの 国家は全く別枠で存在している 3.カネはいくらでも欲しい 贈与と相互扶助と商品経済 島は前者2つの存在感が大きい 消費者 W-G-W 資本家 G—W-G’(G+g) 金貸し資本 G•••••••••G’(G+g) W=ware バーレ 商品 G=geld ゲルト 貨幣 賃金の三つの要素 ①生きるためと娯楽の費用 ②(次の労働者階級を生産するための)家族の維持、結婚、子供を育て教育する費用 ③(イノベーションに対応するための)自己教育費用 4.われわれは億万長者にはなれない 資本家 G-W(AとPm) 内部留保は賃金に反映されにくい 資本主義システムが回っていると、労働者は「こんなものなんだ」と思うようになる 5.今の価値観を脱ぎ捨てろ 論理学 同一律 A= A 矛盾律 Aと非Aは同時に存在しない 排中律 AとAでないものがある時、その真ん中はない 資本というのは絶えざる運動 資本は神秘化され、資本主義は過度な競争に行き着く 貨幣形態は、カネの背景を消し去る 【魂の労働】 6.直接的人間関係へ 貨幣 流通手段、価値尺度、蓄蔵手段 株式は貨幣でなく商品 貸付には利子がつく 株式は利益を得られる保証がない 株式会社である以上目的はカネ儲けにしかならない それが資本主義社会の制約 資本主義の論理が届かない場所=家庭 それが【直接的人間関係】があるということ ◯その他 古典が重要 具体的に役に立つものだから 論語、孫子、維摩経、法華経、旧約聖書、新約聖書、古事記、太平記、国家、形而上学、歴史序説、方法序説、モナドロジー、純粋理性批判、精神現象学、論理学研究、論理哲学論考、存在と時間、善の研究 【内在的理論】=相手の靴を履く?
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佐藤先生の仰る通り自分なら序文で脱落するであろう資本論を先生の膨大な知識から教示頂ける講義。各章の課題もまるで解けなかった。自分の脳が最底辺というのもあるが受講者の方々の知識や見解もレベルが高いように見受けられる。 本書にあるように論理学からやらねば自分は駄目かもしれぬ事が分かっ...
佐藤先生の仰る通り自分なら序文で脱落するであろう資本論を先生の膨大な知識から教示頂ける講義。各章の課題もまるで解けなかった。自分の脳が最底辺というのもあるが受講者の方々の知識や見解もレベルが高いように見受けられる。 本書にあるように論理学からやらねば自分は駄目かもしれぬ事が分かった。
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高校頃の恩師に「大学を卒業する頃に本棚に『資本論』がないやつは、4年間を無駄にしたと思え」と言われたことをふと思い出して手に取った。 『資本論』もこれまで手に取ったことはあったものの、第一章の初っ端で挫折した経験があり、ぐじぐじと、いつかは読みたいと悩んでいた。 本書はそんな初...
高校頃の恩師に「大学を卒業する頃に本棚に『資本論』がないやつは、4年間を無駄にしたと思え」と言われたことをふと思い出して手に取った。 『資本論』もこれまで手に取ったことはあったものの、第一章の初っ端で挫折した経験があり、ぐじぐじと、いつかは読みたいと悩んでいた。 本書はそんな初学者にも面白く読むことができて満足。随所の脱線や、著者の経験に基づく卑近な例えを用いた説明は面白いのでスルスルと読めて、とっつきやすかった。 ただし、受講生のレポートや質疑のレベルの高さには正直ついていけず、説明箇所を何遍も繰り返して読んだり、あるいは何回読んでも最後までモヤモヤしたままの箇所もちらほらある。 やはり納得いくほどの理解には至らなかったのでもう数冊くらい関連図書を読もうと思う。何度か勧められていた柄谷行人あたりからかな。 まとめとして述べられていた、これを読んだ上で視点を変えて世の中をみたとき、少しでも息がしやすくなることと、これからどう生きようとするか考える余地が生まれる、というのはその通り。 読んだ誰かと意見を交換してみたりしたい。
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