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出産・子育てのナラティブ分析 日本人女性の声にみる生き方と社会の形
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大阪大学出版会 |
発売年月日 | 2017/01/01 |
JAN | 9784872595734 |
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出産・子育てのナラティブ分析
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【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB22828044
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劇変した日本の「理想の母親像」の変遷が分かる本。 関東の一地方都市に住む20~90歳代の女性への、自分の子育てについての語りの分析がこの本の核となっている。加えて、英米日の単一コミュニティーへのインタビューと、「ごく普通の」仕事を持つ母親でもある著者たちの座談会での発言を通して、...
劇変した日本の「理想の母親像」の変遷が分かる本。 関東の一地方都市に住む20~90歳代の女性への、自分の子育てについての語りの分析がこの本の核となっている。加えて、英米日の単一コミュニティーへのインタビューと、「ごく普通の」仕事を持つ母親でもある著者たちの座談会での発言を通して、現代に生きる母親たちが持つ育児の本音に迫ることができる。 私がこの本を読んで思ったのは、今の日本社会にある閉塞感の根源が、自分のキャリアを発揮するためには限られた組織の限られた立場にいなければならないという不文律にあるのではないか、ということだ。また、社会のやり方を変えるためには「総意」が必要で、個人の意見は「モンスター」の言葉として扱われてしまうという現実…。 日本の良さを失わずに、当事者へのしわ寄せが少なくなる方法を求めるのは、できない相談なのだろうか。
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