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トランプ革命で甦る日本 「日米新時代」が見えてきた!
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トランプ革命で甦る日本 「日米新時代」が見えてきた!

西村幸祐(著者), ケント・ギルバート(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 イースト・プレス
発売年月日 2017/01/01
JAN 9784781615080

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2017/05/07

ケント・ギルバート氏と評論家の西村幸祐(こうゆう)氏による対談です。 2020年東京オリンピックについて以下、本文より。 西村「伊勢志摩サミットは革命的な出来事だったんですが、本質を理解するのはかなり難しい事です。 それを今度はわかり易く世界に説明していく必要があるんだろうと思...

ケント・ギルバート氏と評論家の西村幸祐(こうゆう)氏による対談です。 2020年東京オリンピックについて以下、本文より。 西村「伊勢志摩サミットは革命的な出来事だったんですが、本質を理解するのはかなり難しい事です。 それを今度はわかり易く世界に説明していく必要があるんだろうと思います。 誤解を恐れずに言えば、もしイスラム教やキリスト教の一神教の構造が戦争の構造の一つだとしたら、そうではない考え方もあるという事を知ってもらいたいし、日本の神道を初めとする多神教の構造は、なるべく戦争はやめましょうと主張できるものを持っているのだという事を世界に発信できる訳です。 そして、その契機となるのが、今度の東京オリンピックなんだろうという僕の位置付けです」 ケント「リオデジャネイロオリンピック開会式の日本のプレゼンテーションは天才的でしたね」 西村「安倍総理がスーパーマリオに扮したあの一連の演出は、日本の新しい文化と伝統の魅力を同時に紹介していく見事なものだったと思います」 ケント「よく思いつきましたよね」 西村「ソフトパワーという事になると思うんですが、ちゃんとしたソフトを発信する為には、ちゃんとしたハードパワーが必要です。 アメリカだって、嘗てハリウッドは素晴らしいソフトパワーでした。 日本人がアメリカに憧れたのは、ハリウッドが発信したソフトのお陰ですからね。 但し、よく見てみれば、そこにはアメリカの強力なハードパワーが控えている訳です。 日本にいま欠けているのはここでしょう。 自立自存する為の改正憲法を初めとした法体系と、自立自存できるだけの軍事力の確保という事です。 その事自体が、最初にして本当の世界貢献なんだろうと思いますし、それを恐らく今度の東京オリンピックが象徴するんです」 ケント「そうありたいですね」 西村「だから開催までの期間はその為の準備期間です。 2020年という年は、実は三島由紀夫没後50年にあたります。 そういう意味でも、東京オリンピックはエポックなんです。 2016年の三島の命日である「憂国忌」には登壇のテーマが憲法改正でした。 評論家の潮匡人(うしおまさと)さんがこんな発言をしました。 アメリカでフォーマルなパーティがある際、大使館の駐在武官、第9条のお陰で防衛駐在官という妙な呼称になっているんですが、その日本人の武官が出席する時に身に付ける勲章がないというんです。 バッジしかなくて、メダルがないんです。 けれどもフォーマルな席ではバッジは付けてはいけない」 ケント「武官は勲章のメダルを飾るのが国際的な慣習です」 西村「戦後日本は天皇と自衛官が繋がりを持たない構造を一貫して保持してきました。 実は自衛官も勲章は持っているんだそうです。 どんな勲章かと言うと、アメリカから貰った勲章です。 武官として大使館に勤務するような人は当然、米軍と共同訓練を経験して現場で評価を受け、アメリカから勲章を貰っているんですよ。 つまり、日本人の武官がフォーマルな席に出る時に付ける勲章はアメリカの勲章しかないという事なんです」 ケント「なるほど」 西村「アメリカの勲章を付けて日本大使館主催のフォーマルなパーティに出る。 すると各国の軍人に「かわいそうに」と言われるそうです」 ケント「当然ですね。 自国の勲章を付けられないんだから」 西村「まさに属国なんです。 すべて第9条が原因です」 ケント「大問題だと思いますよ」 西村「憲法が自衛隊を軍隊だと認めれば、こういう事はなくなります。 天皇が勲章を与えれば、それで済む事です。 言ってしまえば、現在、日本の自衛隊には栄誉が存在しないという事なんです。 各国には大なり小なりそれぞれの国のアイデンティティと言うか正統性というものを体現するものとして軍隊があり、それが国軍です。 日本にはそれがないんです」

Posted by ブクログ

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