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重力アルケミック 星海社FICTIONS

柞刈湯葉(著者), 焦茶

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2017/02/15
JAN 9784061399594

重力アルケミック

¥1,375

商品レビュー

4.2

10件のお客様レビュー

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2023/05/13

重力操作して空を飛ぶ航空機が主流の世界で、揚力で飛ぶ航空機(いわゆる飛行機)を開発する理工系大学生の話。 理工系大学生の生態がリアルで、ふふっと笑える。

Posted by ブクログ

2022/02/16

面白かった!ざっくりまとめると、地球の埋蔵資源を採掘しすぎて、環境破壊が進んだ近未来においての、主人公がすごす大学4年間。本書内では環境問題は解決していないが、改善しそうなきっかけのような科学技術を主人公がみつけたような、そんな感じ。このように書くと、まるで、今の世の中の話のよう...

面白かった!ざっくりまとめると、地球の埋蔵資源を採掘しすぎて、環境破壊が進んだ近未来においての、主人公がすごす大学4年間。本書内では環境問題は解決していないが、改善しそうなきっかけのような科学技術を主人公がみつけたような、そんな感じ。このように書くと、まるで、今の世の中の話のようだが、設定が柞刈節で非常に面白い。まず、地球の環境問題というのは、90年代諸島の大膨張。現実世界での石油石炭のところに”重素”という物質が置き換わって、その重素を掘り出すことで、地球は膨張しはじめ、その膨張は止まらない、という設定。日本列島の端から端まで3万キロ(リアル地球の一周が4万キロ現在)、主人公の実家の会津若松から郡山まで830キロ、西暦2013年、膨張開始から70年後で、隣の都市にいくのにも、バスで1日がかりの時代。主人公の湯川は会津若松では一番の進学高に通っていた。そこで優秀な人は仙台に行って、次に新潟、次は郡山というような序列になっているが、「東京に行きたい」というのは「月に行きたい」というのとあまり違いがなくて、「目標が高い」というよりも「話のレイヤーがズレている」という。そんな若松から、東京の大学に進学した湯川くん。地元雑誌に取材をうけるような”快挙”である。  東京へは航空機で7時間、バスで4日間。この航空機というのが、今でいうアダムスキー型のUFOのような形状をしており、重素を利用して移動する。湯川くんは大学でこの重素について勉強するのだが、その中で、重素を使わずに飛行する実験をすることになっていく、、という非常にドキドキワクワクな青春ドラマ。 柞刈本の良さは、この設定の面白さに尽きる。本書では、特に新潟の現在のカルチャー(多分会津若松と似通っているのだろうと推察できる)などが盛り込まれていて、とてもSFなのに、非常に身近というか、すぅっと受け入れてしまうような親近感とのバランスがたまらない。  超個人的にツボったのが p107 ”そうこうしているうちに1年が終わり、4月が来て、僕は2年生になった。 ”「誕生日係」なんてものまで存在したが、僕の誕生日は春休みに丸かぶりしていたので、(中略)、きちんと祝われた記憶がない。」” 個人的に主人公と誕生日が同じなので、これまた親近感を抱かずにはおれない。 その通り。基本的に、学校やクラスのHRなどで 誕生会をされたことがない、ということにもなる。 まあ、卒後になると、業種や職場の方針にもよるだろうが、 年度末の超ドタバタで、誕生日どころか 帰りに飲みに行ってる体力も時間もない、という時期。 ただ、、 祝われないのに慣れているので、祝うほうも失念するのだ。 (祝い、というより呪いに近い笑) もちろん好きな人に祝われるのはいいもんだが、 そんなに好きでもないが、社会的に上位の人で 祝われたい人を祝うのを忘れると 非常に困ったことになるというか、 実は何年か前に、 異常なぐらい祝われたい、というタイプの人の誕生日を きれいさっぱり忘れていて、 過ぎた後に、 めちゃくちゃヒステリックに罵倒されまくったことがあり (超トラウマ) 誕生日という言葉に一種の恐怖すら感じる(あははは) ということで、仕事の上の付き合いの人と プライベートでお誕生日とか 祝われたくないです。 まあともかく、 誕生日を忘れる、というのは その人が嫌いとか好きとかと別の次元の話だ、 というのをご理解お願いしたい (あははは、結局言い訳かいっ)

Posted by ブクログ

2021/05/01

これは理系の人が読むと面白いのかなと思った。最後の一文は、将来に向かい一歩を踏み出す若者の思いが出ていた。

Posted by ブクログ

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