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近代天皇論 「神聖」か、「象徴」か 集英社新書0865
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2017/01/01 |
| JAN | 9784087208658 |
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近代天皇論
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
おすすめ。 #教養 #歴史 #日本を知る #考えるヒント 書評 https://naniwoyomu.com/71047/
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片山杜秀と島薗進の対談。片山杜秀は安岡正篤流の錦旗革命が頭のどこかにあるからか天皇の意を儒学を通じて人々が受け取るという考えを出してくる。天皇の解釈が1930年代流行ったがそれは現在では平和の解釈に変容したとはナルホドだ
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植民地を持たない国が戦争に備えて国民を総動員するために何が必要か。革命から帝政を守るためにドイツが世界に先駆けて選択したのが「福祉国家」(ちなみに日本で国民皆保険創設に尽力したのは東条英機首相)。しかし、そのための蓄積のない日本では、天皇の御恩、というストーリーで国を束ねようとし...
植民地を持たない国が戦争に備えて国民を総動員するために何が必要か。革命から帝政を守るためにドイツが世界に先駆けて選択したのが「福祉国家」(ちなみに日本で国民皆保険創設に尽力したのは東条英機首相)。しかし、そのための蓄積のない日本では、天皇の御恩、というストーリーで国を束ねようとした。そしてそれは本来の(そして将来のあるべき)天皇像とはかけ離れたものである、というのが著者の主張と理解した。 国民に福祉をいきわたらせることがほぼ不可能になりつつある現代日本において、国民の間に様々な分断が生まれつつある。それを再び天皇の神聖視という「安易な宗教ナショナリズム」で乗り越えようという動きがみられる。これに強い危機感を持たれているのは今上陛下御自身である、という観点から、昭和天皇の人間宣言、そして今上天皇の生前退位にかかわる「お言葉」を再解釈するのが片山氏であり、日本の多様性の象徴としての天皇制を重視し、「特定の伝統が国家と結びつく」ことを警戒するのが島薗氏。 「戦後民主主義における象徴天皇について(生前退位についての陛下御自身の)『お言葉』ほど突き詰めて語られたものをほかに知りません。今上天皇ほど象徴天皇とは何かという戦後日本の民主主義の根幹をまじめに考え抜かれた人はいないでしょう」(P242)。 島薗氏の鋭さはもちろんだが、片山杜秀氏の書き物の面白さは尋常ではない。まだまだいろいろあるので読み進めよう・・・
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