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さよならノクターン(3) 角川Cエース
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さよならノクターン(3) 角川Cエース

永瀬ようすけ(著者)

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さよならノクターン(3) 角川Cエース

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2017/02/03
JAN 9784041050255

さよならノクターン(3)

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2023/01/20

少年少女らが抱えたもどかしい心の闇と、彼らの溜まり場のラブホテルで強盗犯と遭遇しお金と拳銃を手にしたことから起きるサスペンスが面白かった。最初にラブホテル内で出会ったノクターンの二人(自殺にきた女、他殺にきた男)が打ち解けるきっかけとなった女のセリフ“抑圧された心理はガス袋みたい...

少年少女らが抱えたもどかしい心の闇と、彼らの溜まり場のラブホテルで強盗犯と遭遇しお金と拳銃を手にしたことから起きるサスペンスが面白かった。最初にラブホテル内で出会ったノクターンの二人(自殺にきた女、他殺にきた男)が打ち解けるきっかけとなった女のセリフ“抑圧された心理はガス袋みたいなもので内側にしぼむと自殺願望が生まれて、外側に破裂すれば他人を傷つけるんだって。だから私たちは似たもの同士”が印象的。終盤で唐突に出てきた配信会社のぴろしきプロデューサーには笑った。どう足掻いてもモラトリアム(若気の至り)で終わる物語だったが、立てこもり中に配信を始め、鬱屈とした日常を殺しかかるように叫んだ主人公のセリフ「オレたちの未来はきっと明るいんだぁぁぁッッ」は心に刺さった。

Posted by ブクログ

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