旅猫リポート 講談社文庫

有川浩(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2017/02/16
• JAN: 9784062935616

商品レビュー

2025/03/27

サトルとナナの絆が深い。
一緒に素晴らしい景色をたくさん見て、更に関係性を濃くしていったんだな。
そしてどの風景描写も美しくて、ありありと目に浮かぶようだった。

終盤は感動して思わず涙が出てしまった。
とっても素敵な作品。
サトルの感性を見習いたい。私もサトルのようにもっともっと日々、幸せを感じながら生きていきたいな。

2025/03/26

サトルがナナの引き取り手を探すことで進行する物語だが、心のどこかで離れたくないと思っている2人の心情がとても暖かかった。
初めはサバサバしていたナナも次第に心を許し、サトルの相棒となったところにグッときた。

2025/03/23

これはやばい。
主人公の悟が飼い猫のナナの貰い手を探しながら色々なところを旅する話。
めちゃくちゃ泣ける。
序盤のナナを飼うに至るまでの話でまず泣ける。孤高って感じのナナだけど車に撥ねられて最初に頭に浮かんだのが悟なのがいい。
悟の猫バカ加減とかナナが好きで好きでたまらないみたいなとこが見てて羨ましいなって思うレベル。
ナナはナナで自身家でちょっとツンなとこもあるけど、こっちも負けず劣らず悟が大好きなのが可愛すぎる。
旅をしていく中で悟の過去の思い出話が分かって悟のエピソードが本当に悟がいい奴すぎる。
最後叔母の家に行った後は泣ける泣ける。
悟が入院した後ナナが野良に戻って通い猫になるのとか健気すぎる。
2人は本当の家族でお互い愛し合っていたのが伝わってきて涙が止まらない。
悟が叔母に引き取られて良かったっていた辺りの話とかもめちゃくちゃ泣ける。
最後の方はずっと泣いてたってくらい涙が出てくる。
線香をあげにきた友達とかの話を聞いてて涙が出るけどあったかい気持ちになる。
動物を飼ってる人が読んだら絶対泣いちゃうと思うし、そうじゃなくても涙無しには読めない作品だった。
有川浩先生めちゃくちゃいい。