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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
| 発売年月日 | 2017/01/18 |
| JAN | 9784594075897 |

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商品レビュー
3.9
255件のお客様レビュー
話題になったタイトルは知っていたけど、ちょっと下ネタ系の夫婦エッセイだと思い込んでいた。しまおまほの書評を読んで手に取った。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD255RP0V20C25A9000000/?n_cid=dsapp_shar...
話題になったタイトルは知っていたけど、ちょっと下ネタ系の夫婦エッセイだと思い込んでいた。しまおまほの書評を読んで手に取った。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD255RP0V20C25A9000000/?n_cid=dsapp_share_ios 一人だったりカップルだったり自分の世界にこもっているように見える人。他人との距離のとり方に悩み壁の中にとどまっていただけかもしれない人を、「ちょっと変わった人」とうっすらと感じがち。その壁の内側の思いを綴る。 学級崩壊を誰にも相談できないまま心を病み、夫とだけセックスができず、病気を抱え、子どもも諦める。本人にとって性は生きづらさでもある。外から見える姿に対し、中から言えずにいることばかり。障害で発話ができない人も同じかもしれないが、そこへの想像力を持ちたい。 夫側の視点でも秀作が生まれそう。
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発売当時に読んだけど鳥羽和久さんが『それがやさしさじゃ困る』の選書フェアに選んでいてオーディブルにもあったので読み返した デデン、という入らない擬音、小作農、鮮血、学級崩壊、夫の風俗通い、夫のパニック障害、バリカンで刈ってあげるシーンなど記憶に残ってる部分も多々ありつつ、山との性...
発売当時に読んだけど鳥羽和久さんが『それがやさしさじゃ困る』の選書フェアに選んでいてオーディブルにもあったので読み返した デデン、という入らない擬音、小作農、鮮血、学級崩壊、夫の風俗通い、夫のパニック障害、バリカンで刈ってあげるシーンなど記憶に残ってる部分も多々ありつつ、山との性交を好むおじさんと山の代わりとしてセックスをするシーンのことはぽっかり記憶から抜け落ちていて自分の海馬のお粗末さを恥じた こんなおもしろすぎるシーンを忘れてたなんて!それにしても読み物として改めて本当に面白い 入らないことをコアにしつつ教師として生きること、学校という職場で働くこと、狂いながら一日一日を繋いでいくこと、産まない/産めない女として生きること それぞれがオモロすぎる文体と鮮明な生活感情とに彩られて生き生きと書かれていて、その投げやりさとサービス精神のギャップがますます面白い 寿司なんて食べたくなかった、とか本当にしみじみといいライン 母体が出会い系サイトだから〜というオチもいい 普通人生でオチってなかなかつかないのに、こだまさんの人生にはオチばかりついててでもそのことがこだまさんの自己認識をぜんぜん変えない その無自覚な高潔さがいい
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性の問題を、単なる秘め事ではなく「生きづらさ」の象徴として描いた作品である。愛しているはずなのに、身体が応えない。夫婦であるはずなのに、どこか孤独である。その違和感を、作者は赤裸々な言葉で世に投げかけた。SNSの時代、人は他人の幸福を見比べ、普通の形に自分を押し込めようとする。だ...
性の問題を、単なる秘め事ではなく「生きづらさ」の象徴として描いた作品である。愛しているはずなのに、身体が応えない。夫婦であるはずなのに、どこか孤独である。その違和感を、作者は赤裸々な言葉で世に投げかけた。SNSの時代、人は他人の幸福を見比べ、普通の形に自分を押し込めようとする。だが、人の関係は本来もっと不器用で、揺らぎに満ちているはずだ。誰にも言えなかった苦しみを語ることは、弱さの告白ではなく、閉ざされた沈黙を破る小さな勇気なのかもしれない。
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