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高校生にも読んでほしい 海の安全保障の授業 日本人が知らない南シナ海の大問題!
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ワニブックス |
発売年月日 | 2016/12/01 |
JAN | 9784847095184 |
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高校生にも読んでほしい 海の安全保障の授業
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借りたもの。 “ひげの隊長”による、海に関する安全保障に焦点を当てたもの。それに伴い海の法律の話なども言及。 海洋国家である日本。 にもかかわらず、国民の危機意識が乏しい事に警鐘を鳴らす。 資源がない日本はその多くを輸入に頼らざるを得ない。 その日本の喉仏とも言えるシーレーン=...
借りたもの。 “ひげの隊長”による、海に関する安全保障に焦点を当てたもの。それに伴い海の法律の話なども言及。 海洋国家である日本。 にもかかわらず、国民の危機意識が乏しい事に警鐘を鳴らす。 資源がない日本はその多くを輸入に頼らざるを得ない。 その日本の喉仏とも言えるシーレーン=油の道は南シナ海を通っている。 そこに今、ランドパワーである中国が海洋進出を狙って食指を伸ばしている。 南シナ海が中国の道になると日本にとって厄介。 日本経済にも大打撃になりかねない。 前著でも言及されていた、中国の「国境は国力に応じて変化する/戦略辺疆」という考え方(プラン)に由来する力による現状変更を目論んでいる。 (アメリカに替わる覇権か?) 小さな小競り合いを繰り返し既成事実を積み上げ、広域に影響を与える……「サラミスライス作戦」(これは軍事的な面だけでなく、経済的な面から親中国家をつくるという外交も含めて) なぜ南シナ海を中国の内海化(湖化)するのか? そこには海洋資源ではなく、長距離弾道ミサイルを搭載した潜水艦を配備(アメリカ射程距離に入れられる)、防空識別圏をつくり飛行に制限を加えられる(ひいては潜水艦を守れる)という、軍事戦略に基づいていた。 戦前の日本とは大違い……中長期的計画に基づく考え方だった。 そして南シナ海で起こっていることは、東シナ海、日本領海(領空)でも起こり得る……否。既に起こっている。 ●漁船と公船による尖閣諸島周辺領海への侵入 ●急増する「領空への挑発」 ●東シナ海のガス田と軍事施設の開発 「そんな理屈は通用しない」という意思表示の下、アメリカは自由航行作戦を行っていること(でも中国にとっては痛くもかゆくもない)、フィリピンは裁判に訴えたこと。 ……しかし国内発展に重きを置くドゥテルテ大統領に代わって、中国に懐柔されないか?を注視が必要との事。 春香クリスティーンとの対談では、何故中国がそうした発想を持っているのかを、現代史からも紐解いている。 海の法律の話。 海洋国家である日本。 国際海洋法裁判所の運営に必要な分担金を最も多く払ってきた(当然か)。「海の日」はこれに因むこと。 日本の周りの海はどうなっているか? 竹島の不法占拠 日本の国防でやるべきこと。 「中国が行っていることは違法である」という事実の発信。 外交的な面では、共通の悩みがある台湾や韓国との連携…場合によってはロシア?(難しいとは思うけど) 自衛隊の関係国との共同訓練、多国間訓練に参加することで活動量を増やす(交流、信頼を増やす)など。 外交的な具体的な指標もちょっと語っていた。 対中国には、‘大事なことは航空管制レーダーを設置させてはならない(p.133)’こと。 国民には天気予報から、自国の国土であるという意識を持ってもらうことで、自国の海の周りで起こっている危機意識を持って欲しいと訴える。 平和と安全はタダではない。 憲法では「存在しない」人たちが命を懸けて国を守る矛盾(p.154)、自己犠牲の精神がなければ国防はできない……それらの言葉に、私はひげの隊長の口惜しい思いを感じた。何とも言えない自衛隊の立場への。 法に守られていない自衛隊が、何より「法の支配」という大原則を順守し国を守ろうとしていた。 ひげの隊長曰く‘私は個人的には海上保安庁のレベルを上げるという形が望ましい’との事。 林まつり『ダンナは海上保安官』( https://booklog.jp/item/1/4821143003 )でもそんな事を言っていたような… 巻末に、日本の海を守る海上保安庁、海上自衛隊について紹介。 「治安と安全を守る」海上保安庁、「日本の平和と独立を守る」自衛隊その立場の違いを明言。
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戦略辺強 世論戦、心理戦、法律戦 十一段線 九段線 ファイアリークロス礁 サラミスライス作戦 防空識別圏 国連海洋法条約 シーレーン 日本の船員不足 基線 接続水域
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ひげの隊長佐藤議員の、海の安全保障の授業。 南シナ海で今起こっていることや、領海や排他的経済水域の意味、東シナ海に迫っている危機とは何か。 中国による人工島などの建設、尖閣諸島への領海侵犯が続く理由を、明確に解説します。 このまま放っておいては危ないです。 改めて防衛の大切さをよ...
ひげの隊長佐藤議員の、海の安全保障の授業。 南シナ海で今起こっていることや、領海や排他的経済水域の意味、東シナ海に迫っている危機とは何か。 中国による人工島などの建設、尖閣諸島への領海侵犯が続く理由を、明確に解説します。 このまま放っておいては危ないです。 改めて防衛の大切さをよく考えなくてはなりません。
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