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フリースタイル・ラップの教科書 MCバトルはじめの一歩
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フリースタイル・ラップの教科書 MCバトルはじめの一歩

晋平太(著者)

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フリースタイル・ラップの教科書 MCバトルはじめの一歩

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 イースト・プレス
発売年月日 2016/12/01
JAN 9784781614922

フリースタイル・ラップの教科書

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商品レビュー

3.8

12件のお客様レビュー

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2023/03/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

ラップできるようになったらかっこいいなと思い、手に取った。 本の内容とは全然関係ないが、私は大学生の頃にフリースタイルダンジョンにハマり、実際に観覧も見に行ったことがある程度にはフリースタイルが好きだ。(ラスボスまで進んだ回で激アツでした) なんだが少しだけ、仕事(顧客との商談など)に通じる部分があると思った。 例えば、事前に相手のことをリサーチするだとか、ときには出まかせが必要、説得力を持たせるためには堂々とすることなど。 フリースタイルは即興で作るものだとは思うけれど、最初はある程度自分で事前に考えたものも作っておくことも大切という話もあって、英会話学習と似ていると思った。 時間をかけたアウトプットから、徐々に即興でできるようにしていくことが大切なのだろう。 試合などで場数を踏むことも大切という話も学びになった。 何かを学ぶことにおいて、これらは共通的に言えることなのかも。 なんとなく、いままでよりもフリースタイルがわかったような気がするので、あとは実践あるのみ! 自己紹介ラップを作るぞ〜 以下、自分用の備忘録。 ---------- ・自信のあるマインドが重要 ・まずは自己紹介ラップを作ってみる  プロフィールを紙に書き出す  音に乗ってシンプルに話す ・韻は踏んでも踏まれるな、大事なのは何を伝えるか ・ラッパーにとってキャラは重要 ・ラップで大切なのは共感  観客も共感してもらえるような内容だと良い ・ディスりはリスペクトを込める ・ディスるために情報収集を怠らない ・セルフボーストはちょっと大袈裟に、クスッと笑いをとれるように ・ダジャレとラップの違いは今が繋がっているかどうか  脚韻、頭韻、1文字の韻  問うた方は韻を踏みやすい ・まるで、とlike aは韻を作る上で使いやすい言葉 ・母音が合っているのは堅い韻 ・いい韻(単語)を見かけたときにはきちんとメモをする ・韻を見つける方法としては言葉の母音を意識すること ・記憶に残る言葉がパンチライン ・目に入るものをどこでも(部屋内や電車の駅名など)ラップにして遊んでみる ・ラップにはストーリーをつける ・意味の繋がらない韻はどうすべき  珍プレーが生まれるかもと逆に楽しむ ラップの練習題材例 ・電車の中吊り広告 ・出身地、よく行く場所 ・歴史の人物 ・お題を出す ・パフォーマンスの時の自分の動きを意識する  ディスられないようにするため ・キャラとリズムに合わせた身振り手振りが良い ・フリースタイルとは「ツカミ」「魂」「でまかせ」「コミュニケーションツール」

Posted by ブクログ

2022/11/29

ビートに合わせて即興でラップをするフリースタイル・ラップ(トップ・オブ・ザ・ヘッド)をどのように始めたらいいのかを教えてくれる指南書。 最初は韻を踏むことにこだわるのではなくて、ビートに合わせておしゃべりするところから始めようというように、とにかくラップへのハードルを下げている...

ビートに合わせて即興でラップをするフリースタイル・ラップ(トップ・オブ・ザ・ヘッド)をどのように始めたらいいのかを教えてくれる指南書。 最初は韻を踏むことにこだわるのではなくて、ビートに合わせておしゃべりするところから始めようというように、とにかくラップへのハードルを下げている。 どのようなことをラップすればいいか、対戦相手がいる場合、どのように戦っていけばいいかということまでMCバトルに関することは多岐に渡って語られている。 見よう見まねよりも、このような指南書があることでラップを始めようという人もいるだろうし、始め方はどこからでもいいだろう。 ラップをしてみたい編集者の質問に晋平太さんが答えていくという形で本書が進められているため、ラップをしたい人が抱きがちな質問や不安に答えてくれる。 回答も、些細な質問をバカにすることなく、そういう不安はあるよねと受け止めつつ、晋平太さん自身の考えを答えている。 そこには、ラップ・HIPHOPを一過性のブームではなく、文化として根付かせたいという気持ちが現れている。 巻末にあるR-指定さんとのMCバトルに関する対談も面白かった。うまいラップだけでは勝てないと気付いたR-指定さんが、地元を背負うことや熱量・気合などの精神的な「何か」が必要だと気づき、UMB三連覇につながったという話は初めて知った。 晋平太さんとR-指定さんが言っているが、対戦相手を罵るMCバトルだけではなく、複数人で輪になって即興でラップをしあう「サイファー」の文化が根づいてほしいと願っている。路上や学校などでラップをする。そういう光景が増えるのは面白いと思う。 楽器も、なんならマイクさえも必要としないラップという「遊び」を始めてみたい方におすすめ。

Posted by ブクログ

2021/03/15

ラップを始めてみたい人はもちろん、ただフリースタイルラップを観るのが好きな人にも読んでほしい1冊。 MCバトルはじめの一歩と書かれているように、フリースタイルラップのテクニックやメンタル的なことが書かれています。 MCバトルを見たことがある人なら分かると思いますが、ちょっとや...

ラップを始めてみたい人はもちろん、ただフリースタイルラップを観るのが好きな人にも読んでほしい1冊。 MCバトルはじめの一歩と書かれているように、フリースタイルラップのテクニックやメンタル的なことが書かれています。 MCバトルを見たことがある人なら分かると思いますが、ちょっとやってみたいなと思ったことがあると思います。 でも自分にもできるんだろうかとか思いますよね。 ハードルが高そうと感じますよね。 ですが、この本を読めば気持ちはとても軽くなります。 最後のR-指定さんと晋平太さんの会話の中でも 「ヒップホッププレーヤーがもっと増えて、半分プロみたいな人が多く出ればいいのに」 「プロやから偉いとかは全然ないし、ラップ好きなやつは誰でもやればいい」 と書かれていました。 自分の気持ちを伝える一つの手段としてラップがある。 みんな何かしら伝えたいことはある。 どう伝えるか迷った時にこの本を読むのもいいかもしれません。

Posted by ブクログ

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