まんがでわかる超一流の雑談力

前山三都里, 安田正

• 販売会社／発売会社: 宝島社
• 発売年月日: 2016/12/01
• JAN: 9784800262875

商品レビュー

2024/09/10

２４
雑談力を高める目的は
➀自分に対する好感度を上げ、定着させる。
②相手の情報を集めて、的確な話題を選べるようにする。

２５
アメリカの心理学者ティモシー・ウィルソンによれば、「人は初めて会った相手を、最初の２秒で値踏みする」。たった１秒で14000もの視覚情報を取り入れて、相手の印象を作り上げる。

４６【ファ・ソの音階で挨拶する】
特に相手との距離を縮めるための雑談では、少し高めの声を出すよう意識する。高い声は、その人のキャラクターを明るく社交的に感じさせる効果がある。

６９【自分のタイプとその強みを意識する】
➀「ボス」タイプ
弱み：要領が悪い相手にはイライラしがち。つい声を荒げたり、命令口調や断言が多く、「怖い」と思われる。
強み：頭の回転が早く、話を整理しながらリードできる。
②「いい人」タイプ
弱み：のんびしていて、話にも間が多い。「何を言いたいか分からない」などとツッコまれる。
強み：穏やかに相手に接し、相手の話をたっぷりと聞くことができる。
③「分析家」タイプ
弱み：無表情で、何を考えているか分からない。理屈っぽくて、面白みがないという印象を持たれている。
強み：細かいところまでよく気づき、冷静に状況を把握することができる。
④「ネアカ」タイプ
弱み：気まぐれで、自分の関心で話があちこちに飛んでしまう。真剣な場や空気が苦手で、「不真面目」という印象を持つ人も。
強み：盛り上げ上手。アイデアが豊富で、相手の話から連想的に話を広げている。
⑤「控えめ」タイプ
弱み：引っ込み思案で主張が苦手。周りに流されやすいため、「信用できない」「任せられない」と思われてしまう。
強み：相手を不快にさせず、寄り添うことが得意。控えめな距離感が保て、礼儀正しく見える。

１１５【雑談をしながら相手への理解を深める】
➀会う・・・笑顔と挨拶で「好印象」を与える
②
・自分か話題を振る・・・季節、天気、ニュースなど、相手が話せる話題で話しかける
・相手の話を聞く・・・相手から話を引き出し、情報を集める
③
・共感する・・・相手の感情に理解を示した聞き方のサインを出す
・質問する・・・話題に沿った、その人の背景や価値観についての質問をする
・相手のタイプを知る・・・相手の話し方、聞き方から、得意な会話パターンを探る
・相手の興味を探る・・・相手が重要だと思っていること、関心を寄せていることを探る

１４１【相手がもっと話したくなる言葉を挟む】
・オウム返し（キーワード、フレーズを繰り返す）
・連想（相手の話に少し付け加えて質問する）
・要約（たとえやまとめを交えながら、内容を確認する）
・バックグランドや価値観を探る（相手の思いを深掘りしながら聞く）

2024/07/02

今の自分の境遇と似ていて、主人公にとても共感できた。人に興味を持つことがとても大事。仕事が忙しくなるとつい雑談を無駄なものとして考えてしまうが、雑談により職場の人間関係をよくすることもできると感じた。誰もが自分の話をしたい聞いて欲しいと思っているので、相手が話したいと思うような聞き方、話の広げ方ができるといいなと思った。だいたい話してて楽しいと感じる人は、聞くのが上手い人。

2022/06/05

私も普段、無表情だったり雑談が苦手なところが主人公と似てたので読みやすかったです(笑)

第一印象として、声のトーン、表情が大事。
聞くだけでも、リアクションの仕方や相手が会話しやすくなる質問を返す…
雑談って改めて難しいなと気付かされる本でした。
雑談で使えるフレーズ集も書いてあり勉強になります。
全部やろうと思ったら無理だけど、ふと思い出した時にどれか実践できたらいいなぁ…