1,800円以上の注文で送料無料

巴里篭城日誌 校訂現代語訳 維新期日本人が見た欧州
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

巴里篭城日誌 校訂現代語訳 維新期日本人が見た欧州

渡正元(著者), 横堀惠一

追加する に追加する

巴里篭城日誌 校訂現代語訳 維新期日本人が見た欧州

定価 ¥3,080

990 定価より2,090円(67%)おトク

獲得ポイント9P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 同時代社
発売年月日 2016/12/01
JAN 9784886838087

巴里篭城日誌 校訂現代語訳

¥990

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/02/13

普仏戦争は何故始まり、何故フランスは敗北したのか?という問いに対して、日本人の手による記録からかなり正確な推察が得られることに、本書に触れる事で知ることができた。本書の価値はまさにここにあり、且つこの情報がほぼ同時に日本の政権中枢に報告として届いていたことを知る事が出来たのは、明...

普仏戦争は何故始まり、何故フランスは敗北したのか?という問いに対して、日本人の手による記録からかなり正確な推察が得られることに、本書に触れる事で知ることができた。本書の価値はまさにここにあり、且つこの情報がほぼ同時に日本の政権中枢に報告として届いていたことを知る事が出来たのは、明治の為政者が海外の情勢にかなりのコストをかけていたことの証左である点にあると思う。 そして、本書にもあるが、この戦争は(ナポレオン三世による)急激な民主化による輿論(世論ではなく)の形成不全により惹起され、またそれによる政軍関係の歪みによる動員計画の不徹底により戦闘に敗れ、パリは包囲されるに至った、という正確な状況認識を獲得していた著者の知性に感心した次第。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品