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レシピ公開「伊右衛門」と絶対秘密「コカ・コーラ」、どっちが賢い? 特許・知財の最新常識
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レシピ公開「伊右衛門」と絶対秘密「コカ・コーラ」、どっちが賢い? 特許・知財の最新常識

新井信昭(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/12/01
JAN 9784103506119

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商品レビュー

3.4

16件のお客様レビュー

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2024/04/19

儲かる会社には理由がある。 大事なアイデアは「見せない・出さない・話さない」 「特許を取れば安心」――は大間違い。 今、この瞬間も、あなたが特許申請したアイデアが、 特許庁HPを通じて世界中に垂れ流されている。 完全秘密のクローズ戦略のメリットとは? 一方オープン戦略はどんな時...

儲かる会社には理由がある。 大事なアイデアは「見せない・出さない・話さない」 「特許を取れば安心」――は大間違い。 今、この瞬間も、あなたが特許申請したアイデアが、 特許庁HPを通じて世界中に垂れ流されている。 完全秘密のクローズ戦略のメリットとは? 一方オープン戦略はどんな時に有効か? 3000件以上の知財コンサルティングを手掛ける著者が、 豊富な実例でひも解く、知財戦略の最新教科書!! はじめに 「知財」は本当に、あなたに関係ないものですか? 私たちは「知財」に囲まれている 「特許」についての大いなる誤解 日本のモノづくりを弱らせたもの 『伊右衛門』VS.『コカ・コーラ』の秘密 「知財コミュニケーション力」の有効性 ノーベル賞の裏に、知財コミュニケーション力あり 第1章 特許出願は「アイデアを盗んでください」と、全世界に宣言すること そもそも「特許」とは? 日本のアイデアは全世界にさらされている 特許庁がアイデアを公開する理由 アイデアに国境はないが、特許には国境がある 「技術は外から手に入れてくるもの」が国際ルール 日本の特許出願の7割が、外国でのパクリOK 「特許をたくさんもっていれば儲かる」はウソ 年度末の道路工事数と特許出願数の関係 パナソニックも陥ったノルマ出願の愚 特許出願は社員教育に効果的? 特許出願を見極める3つのポイント 特許をとる「目的」は何ですか? 第2章 アイデアは「見せない、出さない、話さない」 秘密にするのはセコイこと? 「発明」と「発見」の違い アイデアは、人に見せた瞬間に腐る タクシーでの会話にご注意を 敵は身内にあり? 特許法に定められた「新規性のないアイデア」とは? 「傷モノ特許」のしっぺ返し カギは「秘密を守る約束」 新規性は国境を越えて 第3章 知財の法廷に、大岡越前はいない 「弁論主義」というハードル 見せる相手を間違えたブラジャー サトウの切り餅が、越後の餅に粘り負け 解凍したらアイデアも解けた? 『どん兵衛』と『サッポロ一番』が法廷バトル アリが巨象を倒した代償 特許を骨抜きにする技術の進歩 第4章 アイデアの「現場」に魔の手が迫る 磨き屋シンジケートにスパイ潜入? リメンバー、ピカピカ磨き! 国際交流で技術流出? 義を捨て、利に走った日本企業 「便利」と「危険」の境界線 第5章 『知財コミュニケーション力』という武器 知財センサーをオンにする 知財としての東京五輪エンブレム問題 右脳を味方につける お買い得な国家資格、いりませんか? もし、あなたが経営者なら もし、あなたが会社員なら もし、あなたが学生なら 知財技能士社員を強みに、世紀の大ヒット 専門家がやるべきこと 第6章 アイデアの「絶対領域」で勝利をつかめ! オープン・クローズ戦略 ポッキーが半世紀も勝ち続けている理由 AZO色素という「秘伝のタレ」 ミドリムシの成長が人類を救う 戦略的だった「おじいちゃんのノート」 『伊右衛門』の狙い 〜感想〜 特許を取れば使用料を貰えて、アイデアと技術があれば飯の種になると考えていたが、実際にはその反対で特許申請にも特許継続、そして特許侵害があった場合にも資金と体力が必要になることが分かった。特許そのものはただ早い物・申請した勝ちだけでなく、申請時に部分的にしか認められなかったり、既設のアイデアと類似していると認定されたり、特許侵害されたと思っても実はそこまで守ってもらえなかったりと不便な事が多い。また特許には国境が有ると本書にある様に各国で申請しないと、ただネットに掲載されたうえで中身を丸わかりにされてしまい(透明な防護服状態)、アイデアをパクられるだけになる。知的財産権について関心が高まったこと、アイデアはきちんと自分で守り活用することの必要性を認識した。

Posted by ブクログ

2023/06/08

知的財産素人対象の本。 特に新しく得るところはない。 話題もそうだし、新たな考察もない。 読了20分

Posted by ブクログ

2020/12/20

特許制度を理解せずにとにかく出願するのは、一企業としても無駄だし、技術情報が流出し、それが回り回って自社を苦しめることに繋がっていることを理解しているか。そのような知財に関する問題提起を易しく解説しており、とても読みやすい。知財に親しくない人こそ読んで欲しい。尚、タイトルについて...

特許制度を理解せずにとにかく出願するのは、一企業としても無駄だし、技術情報が流出し、それが回り回って自社を苦しめることに繋がっていることを理解しているか。そのような知財に関する問題提起を易しく解説しており、とても読みやすい。知財に親しくない人こそ読んで欲しい。尚、タイトルについては、最後に筆者の考えが述べられているだけで、あまり本文では話題に挙らない。これに関して、明快な解を求めてはいけない。この本を読み進めた読者自身が考えることが大切であり、それこそが「知財コミュニケーター」である筆者の願いでもあろう。

Posted by ブクログ

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